乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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〜スイス アイガー山麓グリンデルワルドで暮らす様に旅をする〜レマン湖畔編

創業間もない頃は、滞在型とは言ってもグリンデルワルドとツェルマット各々3泊ずつだった。 
しかし、スイスのほぼ中央にあるグリンデルワルドに一週間、クルーズ同様一度シャレーにチェックインしてしまえば、後は“荷造り荷解き”を繰り返す事なく「ハブ&スポーク」の様にグリンデルワルドを中心に、スイスパスを使って様々な場所へ出かけた方が効率良く広い範囲の様々な場所へ行け、又チェックインチェックアウトを繰り返さないクルーズコンセプトと似ているので、スイスとは言えどもクルーズ専門会社の弊社のお客様にはぴったりの企画。
これもグリンデルワルド在住30年以上の長らくパートナーを組んで頂いている日本語観光案内所安東ご夫妻のアドバイスによるもの。 


今年は残念ながら天気が良くなかったので、写真は昨年2022年のフランスとスイス国境のレマン湖畔。  


グリンデルワルドをハブ滞在にすれば、フランス、イタリア、オーストリア、ドイツとの国旗まで鉄道による「移動」そのものを楽しみながら異なる文化、風土の場所へ出かける事も可能だ。   


ワイナリー「Domaine Bovy」のオーナーBovyと

フランスとの国旗、レマン湖畔には僕の大切な友人Bovyさんがいる。 
4代にわたりレマン湖畔でワインづくりに専念しているDomaine Bovyのオーナーだ。 
十年以上前に「旅づくりの職人」としての腕を磨きに、僕一人スイス全土をくまなく巡り、レマン湖畔の葡萄刈り取りが終わった「収穫祭」の日に運良く偶然にラヴォー地区を訪れ、Bovyさんと知りあった。 
昨今は来日の折には、弊社にもお越し頂きワインや日本酒を酌み交わす間柄。  



『家庭画報2023年3月号』には、「絶景スイス鉄道の旅」と題した特集でもボビーさんのワイナリーが掲載されている。 
レマン湖畔・ラヴォー地区の約7Kmほどの斜面に、「シャスラ」という白ワイン用の葡萄畑が広がる。 
この斜面の石垣や雄大な風景楽しむには、ミニ列車を貸切乗車し、葡萄畑の様々な区割りを、「テロワール」(土質の違いによるワインの味の違い)や、かつて地中海から南フランスローヌ河を遡りローマ人らが「ワインづくり」の技術、文化をこんなスイス奥深くまで持ち込みローマ文化圏を築き上げた事など紹介。  


ボビーさんのワイナリーはレマン湖畔の高台にあり、レストランからは対岸のフランスアルプスの山々も楽しみながら食事も出来る。 
しかし、私達が訪れる9月第3週はラヴォー地区の学校も休校にして家族、親戚、友人…吊てという吊てはみんな集まってもらって葡萄刈り取りの真っ只中。
なのでレストランなどとても手が回らないので絶景の場所を開放してくれ、加えてシャスラ、ピノ・ノワールなど異なる種類の葡萄、異なる樹齢の葡萄の木のワインを何と4種類もテイスティングさせてくれる。
このプログラムは結構な値段だが、ボビーさんが来日した時にはTOUR STATIONがもてなし…持ちつ持たれつの友人関係故に好意でもてなして下さる。 


    

写真は今年3月、ボビーさんが遥かレマン湖畔からシャスラを持参して下さり、ボビーさん友人のローランさんと犬山城下町奥村邸で開催した時のイベント。 
終わったあとは勿論、寿司 天麩羅など日本料理でおもてなし! 


こうしたスイスと日本文化もご紹介するイベントも開催しています。 
今週末、10/8は「スイス アイガー山麓グリンデルワルド滞在型 2023年帰国報告会」開催します。
スイス文化にご興味あればお気楽にご来遊下さい。 


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