乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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〜スイス アイガー山麓グリンデルワルドで暮らす様に旅をする〜 高山植物編


アルプスの高山植物の代表格と言えば、なんと言っても「エーデルワイス」
しかし、今どきはちょっとやそっとでは自生している場所は見つからない。 
たった1つの花目当てに、観光客でごった返す盛夏の頃に出かけるのも…。 


毎年、私は9月第3週に出かけているには理由がある。
そう!夏のバカンスが終わり観光客も減り、アルプス本来の静けさを取り戻すから。 


9月下旬ともなると高山植物は見られないと思っている方々も多いと思うが、決してそんな事はなく、まだまだこの季節の日差しは強く、高山植物も様々な種類を楽しめる。  


 

ラヌンクルス・モンタナス(キンポウゲ科 キンポウゲ属)
花弁には光沢がありまるで「バター」を塗った様なので通称「バターカップ」とも言われている。本来は5月〜8月は標高2,000m前後の場所が最盛期だが、麓のグリンデルワルド村裏山の標高約1,000m前後では、人混みが一息つき天気も安定する9月下旬が身頃だ。  


カンパヌラ・シェウキツェリ(キキョウ科 ホタルブクロ属)  
概ね、5月から咲き始め盛夏の頃には赤系のサクラソウ属や黄系のキンポウゲ属が多いが9月下旬は青や紫系のリンドウ科やキキョウ科が主役となる。 
  
ハイキングコースも銀座通り化する盛夏でなく、バカンスが終わりゴンドラの行列もなくなる9月下旬は高山植物マニアの方にもお勧めの季節。 


高山植物マニアの方にお勧めの一冊ご紹介。 
長年、スイスをガイドとして活躍してきた岡田季代子女史(ALPS WAY所属)。 
彼女が「スイスアルプス 高山植物ポケットガイド」をかつて出版。 
通常、高山植物は◯◯属 ◯◯科として「属・科」でジャンル分けされた高山植物ガイドブックは沢山ある。 
しかし、彼女は高山植物初心者でも簡単に探し易く「色別」で括った事。 
しかもスイスアルプスと表題にもあるぐらいなのでスイスに咲く高山病だけを纏めた優れモノ。 


ハイキングしながら先ずはアルプスの山々背景に沢山の高山植物を撮影し、後でゆっくり探して当てる… 
こんな「旅後」の楽しみ方も良いのでは… 
現在はAmazonなどの流通在庫のみ。 


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