乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

クルーズのことならお任せ!手配から添乗まで終始一貫したプロデュースで27年・乗船日数1000日のクルーズアドバイザーが教える失敗しないクルーズのコツが満載

2018年9月のブログ記事

  • スイス グリンデルワルドで暮らす様に旅をする~ツーン湖クルーズ編~

    最終日は、グリンデルワルドにほど近い氷河期の名残であるツーン湖クルーズでゆったり締めくくり。 ガイドブックにもない美しい湖畔の村々の「過ぎ行く夏」を楽しむスイスの人々、教会の鐘の音色を船上からワイン片手に爽やかな風をデッキで受けながらまるでリバークルーズの様。旅も終わりを告げる頃にはもはや次の旅の... 続きをみる

  • スイス グリンデルワルドで暮らす様に旅をする~ツェルマット編~

    グリンデルワルドからツェルマット間に「サンゴッタルトンネル」が開通したことで、日帰りでも行ける様になった。 皆さんの狙いは世界トップフライターのTEAM AIR ZERMATTTのヘリフライトを経験する事。あの今井通子女史がやった北壁と、イタリア領の山頂4,477mを真上から見てみたいという訳だ。... 続きをみる

  • スイス グリンデルワルドで暮らす様に旅をする  ゴールデンパス編

    スイスの鉄道網の総延長約5,000Kmの中でも様々なルートを経験してきたが、ゴールデンパスライン(モントルー~ルツェルン)が最も美しい風景がご覧頂ける。中でもルツェルン→メインリンゲンの午後遅い時間が絶景― 西日が教会、村々、湖面、牧場を照らす最高の時間とルートだ。 そしてルツェルン湖をクルーズし... 続きをみる

  • スイス グリンデルワルドで暮らす様に旅をする~グリンデルワルド村内編その②~

    グリンデルワルドの貸別荘長期滞在をベースにクルーズ同様に毎日エクスカーションプログラムを用意している。勿論、「旅づくりの職人」として納得がいくまで視察を繰り返した後に、厳選したコースを提供している。 小生、大手旅行会社に勤務していたくせに、大手旅行会社の団体御一行様(最近は中国人団体御一行様の方が... 続きをみる

  • スイス グリンデルワルドで暮らす様に旅をする~レマン湖畔編~

    スイスは九州とほぼ同じ面積。グリンデルワルドはその中央に位置するので、スイスパスを使い隣国フランス、イタリアなどの国境近くまで、さながら「世界の車窓から スイス編」を堪能ながら異なる風土も楽しめ事ができる。流石、鉄道王国スイスだ。 昨年南仏ローヌ河リバークルーズへ又ライン・モーゼル河リバークルーズ... 続きをみる

  • スイス グリンデルワルドで暮らす様に旅をする~グリンデルワルド村内編その①~

    滞在2日目― 先ずは手慣らしにグリンデルワルド村内直ぐ裏手にある標高約2.100mのフィルストへ、3回ほどゴンドラリフトを乗り換え楽々展望台へ。カナダロッキー、ニュージーランド マウントクックは山麓から自らの体力で上がらなくてはならないが、ありとあらゆる山岳地帯に登山鉄道、ゴンドラリフト、ケーブル... 続きをみる

  • スイス グリンデルワルドで暮らす様に旅をする~グリンデルワルド到着編~

    「世界の車窓から」と「世界ふれあい街歩き」―そんな旅がしたいと思う海外旅行愛好家は、最近増えている。しかし現実的にそういったパッケージツアーは巷にはないのでは。 鉄道王国スイス、その鉄道網は総延長5,000Km。(因みに日本列島が約2,000Kmどからどれ程長いか想像ができる) その半分はSwis... 続きをみる

  • スイス グリンデルワルドで暮らす様に旅をする ~チューリッヒ旅立ち編~

    クルーズは広いエリアを移動する「滞在型」滞在型旅行。 クルーズではないが、スイス グリンデルワルドのアイガー山麓のシャレー(貸別荘)に一週間滞在し荷造り荷解きを繰り返す事なく過ごし、期間中はFreeのスイスパスを使いフランス、イタリア国境近くまで出かける「滞在型&移動型」も、実は弊社のクルーズ愛好... 続きをみる

  • 欧州リバークルーズのススメ ヴォルガ河 前編

    サンクトペテルブルクからモスクワまで約2,000Km のヴォルガ河リバークルーズ。 単にヴォルガ河とは言っても、フィンランド湾からネヴァ川、欧州最大の湖ラドガ河、スヴィル川、歴史遺産「キジ島の木造教会建築」があるオネガ湖など。。。 いくつもの運河や川、湖が複雑に絡んみながら途中6個のロック通過し、... 続きをみる

  • 欧州リバークルーズのススメ ローヌ河 後編

    「ゴッホとゴーギャンの足跡を訪ねて」 南仏プロヴァンス地方のローヌ河沿いのアルル、アヴィニョン、リヨンなどメジャーな港からトゥルノン、ビエンヌ、ヴィヴィエなどマイナーな港まで。 個人的にはマイナーな港ほど食、ワイン、街歩きなどローヌ河文化を楽しんで頂け、リバークルーズの真骨頂だと思う。 しかし、こ... 続きをみる

  • 欧州リバークルーズのススメ ローヌ河 前編

    セーヌ河が「印象派モネの足跡を訪ねて」ならば、ローヌ河は「印象派ゴッホとゴーギャンの足跡を訪ねて」のテーマのもと、南仏プロヴァンス地方の美しい村々を、ブルゴーニュなどのワイン、リヨンなど美食の宝庫を訪ねる旅で旅づくりをしている。 セーヌ同様に、先ずはモンマルトルの丘パリ18区―「ゴッホとゴーギャン... 続きをみる

  • 欧州リバークルーズのススメ セーヌ河 後編

    フランスのパリ、ニース、マルセイユなどは皆さん良く耳にする観光地だが、ヴェルノン、レザンドリー、ジェヴェルニーなどあまり聞いた事がないのでは? 結論から先に言いますと、外洋クルーズもリバークルーズもあまり聞きなれない港ほど、皆さん異口同音に「小さな村…名前なんていったっけ?あそこが一番気に入った!... 続きをみる

  • 欧州リバークルーズのススメ セーヌ河 前編

    旅づくりの職人として毎回テーマをしっかり持って企画し、現地でもテーマに沿ってエスコートしている。 セーヌ河のテーマは「印象派モネの足跡」だ。 パリ18区の中でも「モンマルトルの丘」の影ができるところこそが、本当のパリだと思う。暮らしの匂いがするエリアだ。そこにモネ、シスレー、ドガ、ゴッホら後に「印... 続きをみる

  • 欧州リバークルーズのススメ

    北米に端を発した外洋クルーズ。今や年間約2,500万人、中でもやはりアメリカ、カナダなど北米は約1,200万人と世界クルーズ愛好家の半分の市場。その北米市場もこの20年間で外洋クルーズが「リバークルーズ」へとかなりシフトしてきている。 先のブログで書いたよう、オーシャンとリバーそれぞれ全く性質が異... 続きをみる

  • 貴方はオーシャンクルーズ派?それともリバークルーズ派?

    地中海、バルト海、アラスカなどのオーシャンクルーズ。 ドナウ河、セーヌ河、ヴォルガ河などのリバークルーズ。 貴方はどちら派? 双方共にクルーズには違いないが、全くクルーズの性質そのものが違う。 一度荷解きをしてしまえば後は「動くホテル」そこは同じたが相当に性質が根本から違う。 例えは東洋の美女と西... 続きをみる

  • オーシャニア バルト海クルーズより中部国際空港へ戻り

    各クルーズ会社にはキャビン代金の内、どれ程の比率を食材費に当てるか…当然決まっている。 オーシャニアは世界中の美食家が集まってくるだけあり、間違いなく世界トップレベルだと今回改めて実感した。 船体の大きさ、食、サービス、料金など、私はオーシャニアが正五角形のバランスが最も高いレベルで整っているクル... 続きをみる

  • 美食家に贈るオーシャニアの魅力~バルト海洋上より⑨~

    いよいよオーシャニア・マリーナの下船日となり、美食三昧のクルーズが終わってしまう時間が近づくとなると一抹の寂しさが込み上げてくるのは私だけではない。もはや、美食のクルーズ船オーシャニアの虜になってしまったお客様ばかり。 クルーズ愛好家の方々でしたら良くご存知かと思いますが、船上で次の予約して申込金... 続きをみる

  • 美食家に贈るオーシャニアの魅力~バルト海洋上より⑧~ 

    8日間とことん、オーシャニアの美食を堪能した。 フレンチ、アジアン、イタリア、ステーキと実に幅が広い。 結局皆さん最終日にして初めてメインダイニングへ(一般的には文字通りメインダイニングばかりだが、オーシャニアは逆) 私はというと・・・朝目覚めに眺望良いデッキ14にあるIllyコーヒーと焼き立てク... 続きをみる

  • 美食家に贈るオーシャニアの魅力~バルト海洋上より⑦~

    サンクトペテルブルクは昨年新港が完成。 かつてピョートル大帝がバルト海に交易の為に「海からの玄関口」を決死の覚悟で作り上げた様に、現代はプーチン大統領率いる現政権が世界中のクルーズ愛好家を受け入れる「新たなる海からの玄関口」を、世界のクルーズの潮流をいち早く鑑みて作り上げた。 新たなるサンクトペテ... 続きをみる

  • 美食家に贈るオーシャニアの魅力~バルト海洋上より⑥~   

    仕事とはいえ、世界の美食家やクルーズ愛好家が集うオーシャニアに乗船できる事は本当に有難い。またクルーズは天職と自負している。 しかしプライベートでクルーズ経験があるかと言うと、これが情けないほど少ない。 クルーズ一筋追い人で22年突っ走ってきたが、夢を一つづつ実現させてくれた家内に恩返しをしなくて... 続きをみる

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  • 美食家に贈るオーシャニアの魅力~バルト海洋上より⑤~

    いよいよオーシャニアでのクルーズも佳境に入り、世界遺産タリン、そして多くのお客様が最も楽しみにしている「北の麗人」サンクトペテルブルグへ入港。 最近は個人旅行クルーズもかなり増えたが、有難い事に弊社はオーガナイザー様からクルーズ添乗経験900日ということ以外に、小生の「旅づくり」に共感してオファー... 続きをみる

  • 美食家に贈るオーシャニアの魅力~バルト海洋上より④~

    「乗っている客層が違いますね」と、お客様からコメントを頂いた。 このお客様、政府も拘わる日本を代表するMother Machineを、約20年にわたり米国やヨーロッパで立ち上げに携わり今春ご退職をされた、まさに「世界の一流」を知っている方だ。その方がそう感じたのだからそうなのであろう。 何故、そん... 続きをみる