乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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コロナ禍で台頭したきた バイキング オーシャンクルーズ 


   一度は外洋クルーズから撤退を余儀なくされた現バイキングCEOトールスタイルハーゲン氏。先ずは北米はじめ世界トップシェアを握り名実共にリバークルーズでNo1になったのを見据え外洋クルーズへと創業20年にして見事に返り咲いた。


 高級中型船のバイキングオーシャンクルーズは、2015年バイキング・スターのデビューをかわぎりに、バイキング・シー、バイキング・スカイ、バイキング・サン、バイキング・オリオン、バイキング・スピリットと次々デビューさせ、何とBerlitz Cruise&Cruise Shipsの高級中型船部門をクリスタル、オーシャニアを抑え全て上位をデビューと共にランキングを塗り替えてしまった。

  


 同じく高級中型船であるクリスタル・セレニティ、オーシャニア・マリーナ両船で、実際にお客様をエスコートしましたが、ソフト面ではいずれもひけをとらないが、バイキング一隻あたりに注ぎ込んだ金額が半端ない額なので、船内構造がこれらの船とは一線を画している。


 特に最上階後方部の朝、昼、晩と対応するアレフレスコ・スタイル(心地良い風を受けながら外で寛ぎながらのスタイル)での食事や、船首のエクスプローラ・ラウンジアトリウムなど、二人掛けの何気ない高級感溢れる洗練されたノルディックスタイルの椅子などがあり、何と表現してよいか・・・とにかく北欧デザインらしくすっきりしている。

 
 値段も、各寄港地ごとに必ず1つは寄港地観光が、食事時はビールワインなども含まれていて、クリスタル等よりはずっと値打ちだ。


 それと、これだけはクルーズ会社がなんともし難い部分だが、乗船客のレベル、マナーの良さだ。実は乗客が醸し出す雰囲気はクルーズとしてのクオリティにかなり影響する。居心地が良いか悪いか…これはクルーズ客層で決まる。 

 バイキングはリバークルーズの時からあまり表にキャッチとして出してないが、「知的好奇心を、満たすクルーズ」が理念にあるので、そういった理念が好きな方々が集まってくるからクルーズ船内にも何処か知的でエレガントな雰囲気が漂うのだろう。
 しかし、決してゴージャスとは違うので、ゆったり寛げる。


 現在、航路は地中海、バルト海、ニューイングランド、日本含むアジアなど全世界に及ぶ。個人的には、日本国内を巡った後、アリューシャン列島を経由しアラスカまでの移動クルーズはイチオシだ。
<旅行日程>
2021年4月14日〜5月19日

問い合わせ:info@tourstation.jp 「バイキングオーシャン」

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