乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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~美しき青きドナウ河畔に中欧4ヵ国の世界遺産を訪ねる~ ウィーン編

「ヨーロッパの歴史と文化に触れる旅」
此れがテーマ。  


私の飽くなき「旅づくりの職人」への拘りは、歴史を刻んだ人物にStory …所謂「物語」として各地を解き明かし訪ねる事にしている。 
今回は「マリアテレジア」


中欧ドナウ河クルーズは、若干18歳にしてハプスプルグ家を継ぐことになったマリアテレジアに「光」をあて、ハンガリー/ブダペストからドイツ/レーゲンズブルグ、パッサウまでドナウ河を729Kmのリバークルーズ。
 

ウィーン旧市街観光は、先ずは威風堂々たる「マリアテレジア銅像」から。 
彼女の廻りには、奇しくも若干18歳にして涙ながらにハプスプルグ復活を訴え、その「心意気」を支えた「マチューシャ騎士団」が控えている。 


お客様より「こうした歴史上のモニュメント、凱旋門は意味のある方向に建てられているはずだが、どちらを向いているのですか?」と。 
即答は勉強不足で出来なかった。 

しかし、「マリアテレジアの想い」に寄り添い中欧ドナウ河クルーズを約20年以上に亘り企画してきた私見の領域は越えないが「きっと、彼女を支えたマチューシャ族の故郷に向いて建てたのでは」と。 
真実のほどは解らないが私はそう信じたい。  

また、「音楽の都」ウィーンと言われるほどなので、市内にはヨハン・シュトラウス、モーツァルトなど著名な音楽家の記念碑が沢山ある。  

ドイツ出身のゲーテは広く中欧に思想、美術、政治においても多大なる影響を与えた。 
数々の格言を残したが、その中でも
「旅は人に生きる力を与えるものである」 
ゲーテから薫陶を仰いだ胸中だ。

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