乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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~山椒は小粒でもぴりりと辛い~ ハプニング編その①


朝目覚めて外を見ると??? 
ブラチスラバ港を8/9(水)23:00に出港し、8/10(木)7:00ウィーン入港するはず… 
朝目覚めて、いつものように6:30からのラジオ体操の準備のためにサンデッキへ出てみると、ブラチスラバ城が見える…??? 


寝ぼけ眼で一体何が昨夜あったのか… 
キャプテンルームに行くと丁度クルーズディレクターも同時に。 
キャプテン曰く、
「巨大な流木が船体とワイヤーの間に挟まっており、ウィンチが巻き上げる事が出来ない」
との事。 


しかし、今日は午前中にオスマン帝国とハプスブルグが戦ったウィーンの森、ドナウ河一望するカーレンベルグの丘、ウィーン旧市街、そして午後からはシェーンブルン宮殿、夜はAlt Wienでクラシックコンサートと、かなりタイトなスケジュールが組まれている。
 

キャプテン、クルーズディレクター、そして添乗員で鼎談し、昼迄には何とか本船を航行出来るようにし、ウィーン港に配車予定していたチャーターバスを、急遽オーストリア・ウィーンからスロバキアのブラチスラバへ配車場所を緊急変更。


オーストリア・ウィーンからスロバキア・ブラチスラバは国境を越えて来るとは言え僅か64Km  しかも渋滞が始まる前の早朝なので1時間遅れでバス配車が出来そうだ。 


如何せん早朝なので、ウィーンランドオペレーターにも繋がらず直接バスドライバーの携帯にクルーズディレクターからブラチスラバの港の具体的な配車場所が伝えられて何とかことなきを得た。 


TOUR STATIONは添乗員である私自らが現地予約、企画、添乗と終始一環しているので、こうした不足の事態にも素早く対応が可能だ。 


これがいざ、プロとはいえ派遣の添乗員では、自ら現地予約手配をしていないので直ぐには応用が利かない。 


また弊社は、欧州大手ランドオペレーターではこうした緊急時に素早い対応が出来ないので、オーストリア・ハンガリー等EU各々の国に一社プロフェショナルのランドオペレーター仲間J allianceと弊社の小規模企業通しでタッグを組む仲間、正にAllianceなのでイレギュラーには強い。 


山椒は小粒でもぴりりと辛い。

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