乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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~美しき青きドナウ河畔に中欧4ヵ国の世界遺産を訪ねる~ブダペスト編


今回の旅は当初からツイていた!
ブダペストの歴史を長らく見つめ続けてきた「鎖橋」
約3年の大規模改修で自動車、自転車、歩行者が渡る事が出来なかった。
今年の秋に終了予定だったが、なんと私どもが渡欧する2日前に約3ヶ月も前倒しして開通式が開催された。 


ペスト地区からブダ地区へトラム電車を乗り換えながら、かなり遠回りして王宮へ行く予定だったが、急遽歩いて「鎖橋」を渡った。 
鎖橋を実際に渡るとブダペストがとてもよく解る。 
間近に橋を見ると、自転車のチェーンと同じ構造であることがよく解り、「鎖橋」の由縁も理解出来た様子。 

 


渡りきったら、フニクラーレで王宮まで一気に上がる。 
トラム電車やケーブルカーは貸切大型バスとは違い、「世界ふれあいまち歩き」のようなスタイルでお客様には評判が高い。 


ブダペストは王宮のあるブタ地区と、国会議事堂のあるペスト地区からなる「リバー・ツイン・シティ」。 
王宮側には中世、ペストで欧州一円沢山の人々が亡くなったが、ペスト終焉は人々は「キリストへの祈り」で治めた。 
傲慢な生き方をしたら再びペスト再来する、決して「祈り」を忘れてはならないと、中欧には大聖堂や修道院の前に三位一体のペスト終焉の記念モニュメントがある。 

 

ローマ倶楽部「成長の限界」、ピケティが解いた「資本論」 
もはや経済資本主義ばかりの現代、「祈り、生き方を悔い改める」ことがない今の時代、新たなウィルスの襲来が必ずやある。 
先人が残した「祈る」という文化を我々は決して忘れてはならない。

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