乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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~大丈夫か! 日本発着外資系クルーズ!!~

ダイヤモンド・プリンセス、MSCベリッシマ、コスタ・セレーナ、ノルウェー  

①感染者が船内で発生した場合、途中下船させて治療するのか、最終下船地まで隔離しその後治療なのか 


②邦船は予めPCRを乗船前に船会社負担で行うと明確に募集要項に謳ってあるが外資系クルーズは予め行うのか?それとも港で行うのか?またPCR代金はクルーズ会社負担なのか、それとも乗船客負担なのか 


③道義的責任で地方で感染者の治療を地方医療施設が行った搬送費、治療費等はクルーズ会社負担、地方港側負担、乗客負担 何処が負担するのか、また比率は  


④クラスターが発生した場合の対応する際、船籍国(旗国)、寄港国、クルーズ会社本社所在国、何処の法律を適用するのか 


クルーズ船「コスタ・アトランチカ号」における新型コロナウィルス感染症クラスター発生事案 検証報告書が約100程の提言と共に既に国に出されている。 

クルーズ船「コスタ・アトランチカ号」における新型コロナウイルス感染症クラスター発生事案検証報告書 | 長崎県  


ダイヤモンド・プリンセス、コスタ・セレーナ、MSCベリッシマなど今夏から再開予定だが、何一つ具体的な解決策のないままにクルーズ会社、旅行会社では販売促進がなされ空前の売れ行きだ。 

 

昨日、カーニバル・ジャパンより「外資系クルーズガイドラインがまだ出来ていないので2021年ダイヤモンド・プリンセス日本発着は全てキャンセル」の通知がきた。 

あれだけのクラスターを出してからの再開となると、当然 国交省、厚労省、外務省、法務省など横断的に法令含めきちんと国、地方自治体と「合意形成」

が取れていて、ガイドラインも構築されてから、お客様と「契約締結」をしていたのではないのか? 

 

クルーズ産業に身を置く立場として外資系クルーズ会社には「安全・安心」のクルーズ船再開をしてもらいたい、しかし今のクルーズ会社、国、地方自治体の関係だと必ずまた同じ轍を踏む事になる事は容易に創造がつく。 

 

地方の小規模旅行会社がとやかく言ったところでどうなるものでもないが、何とかしなければならない。

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