乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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欧州リバークルーズのススメ ドナウ河 中欧クルーズ 前編

ドナウ河はドイツ南西部 シュバルツバルトの中にある小さな泉「ドナウエッシンゲン」ドナウ河は、ドイツ南西部シュバルツバルトの中にある小さな泉「ドナウエッシンゲン」に端を発し、ヨーロッパ大陸を東へ流れて黒海へ注ぐ全長2,860m・10ヵ国を貫く大河だ。


先の「欧州リバークルーズのススメ 東欧編」では、ルーマニア、ブルガリア、セルビア、クロアチア、スロベニアの5ヵ国巡りへと案内したが、中欧編ではハンガリー、スロバキア、オーストリア、チェコ、ドイツの5ヵ国をご案内しよう。 この区間、実は私も10年以上前に初めて「リバークルーズデビュー」をUNIWORLD BEATREACEで果たしたしただけに実に思い入れも深い。

これまで欧州内かなりの河川を経験したが、リバークルーズデビューには「ドナウ河 中欧編」から始める事をオススメしたい。


オススメの理由
①歴史好きの方には、マリア・テレジアの足跡を訪ねながら華やかなハプスブルグ文化が楽しめる


②ワイン好きの方には、世界遺産バッハウ渓谷始め様々ワイナリーが沢山あり、ワイナリー巡り、ワインテイストがトコトン楽しめる

③音楽好きな方には、ドヴォルザーク、リスト、シュトラウス、モーツァルトなど様々な音感にクルーズ船上、宮殿、何気ない街角で中世の時間そのままに楽しむ事ができる

④クレムス、デュルンシュタインなどさして期待もしていない「名も無き寄港地」がゆったりした中世の佇まいと共にかなり満足でき、リバークルーズ初心者はもとより、海外旅行初心者まで「世界ふれあい街歩き」の様な旅ができる 

等々言っていけばきりがないほどしっかりしたそれぞれの趣味、価値観に期待値以上のモノがある。


客船選びも重要
現在ヨーロッパ内には約330隻のリバークルーズが航行しているが、その内最も配船比率が高いのが、ライン、ドナウ河水系で約250隻が航行している。その中からたまたま旅行会社から届いた企画にクルーズ船の事など吟味して乗船するのか、失敗しない様じっくりリバークルーズ会社と客船を外洋同様に「自分たちにあっているか否か」を良く吟味する事、オススメしたい。

ヨーロッパのリバークルーズを様々経験した上でドナウ河中欧編は特にオススメしたいが、「リバークルーズで航くドナウ河」ならどんなリバークルーズでも、となると上記ほどは期待はできない。(乗り比べて苦い経験より)  

停泊している港の位置から始まり、スムーズな乗船手続き、ロック通過時間、コンサート会場、船内構造、等々、ドナウ河は激戦河川が故に、客船選びは特に慎重にする事をオススメしたい。

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