乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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欧州リバークルーズのススメ ドナウ河 中欧クルーズ 後編

ドナウ河で最も美しいと言われる世界遺産「バッハウ渓谷」 まさにヨハン・シュトラウスの「美しくき青きドナウ」の旋律とイメージがぴったりだ。


この周辺にはメルク修道院はじめ、デュルンシュタイン修道院教会、アックシュタイン城など、極めて美しいバロック様式の修道院や教会を、クルーズをしながら、又寄港して楽しめる。

東地中海クルーズで良く立ち寄るトルコ・イスタンブールはかつてのオスマン帝国の都。 黒海からイスラム勢が西へ、西へと勢力を広げ、いよいよキリスト教信仰ハプスブルグ最後の砦がこの辺りバッハウ渓谷と言う訳だ。話していくと、長くなるので割愛するが、私はドナウ河リバークルーズを「マリー・アントワネットの足跡を訪ねて」と題して、ドナウの真珠と称されるハンガリーの首都ブダペスト王宮から物語が始まり、マリー・アントワネットがハプスブルグ家からブルボン家に輿入れの最後の夜に泊まったメルク修道院、そしてオーストリア ウィーンのシェーンブルン宮殿へと一人の女性に焦点をあて解いている。

修道院、教会の周辺にはワイン畑が必然的にできる訳で、数々のワイナリーを訪ね、又顔にも似合わず夜毎コンサートを船上で楽しんでいる。個人的にはオーストリアのリンツから国境を越え、チェコのチェフキークロムロフがヨーロッパで一番好きだ。

特にバスでの帰路、ドヴォルザーク「新世界」など聞きながら、大地に沈みゆく夕陽を見る瞬間はたまらない。


寄港地はパッサウ、クレムス、ブラチスラバ、デュルンシュタインなどあまり聞いた事がないマイナーな村がメジャーなウィーン、ブダペストより心に残る素敵な村が多いドナウ河中欧、特にリバークルーズ初心者にはオススメします。


繰り返しになりますが、船はくれぐれも良く吟味して下さい。

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