乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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欧州リバークルーズのススメ ドナウ河 東欧クルーズ 前編

ブルガリア、ルーマニア、セルビア、クロアチア、ハンガリー 東欧5ヵ国巡りに故郷犬
ブルガリア、ルーマニア、セルビア、クロアチア、ハンガリーの東欧5ヵ国巡りに、故郷犬山祭の終わりと共に桜全線も一息ついた4月17日~4月29日の日程で、弊社クルーズ愛好家の要望があり視察に出かけた。 旅行会社なので多少の割引はあるものの、視察総額費は587,124円-私共の会社にとってはかなりの額だ。 しかし、クルーズ雑誌、クルーズ番組はもとよりクルーズ業界誌Berlitzにも表現されていないプロとして、又これからリバークルーズを始める方々に対して、かなり有益な事実を知り得る事ができた。

多忙な中2週間の時間を確保し、かなりの経費をかけた訳だが、実際に寄港地を訪れ、気になるクルーズ船に乗船してみて始めて解る事は多い。このブログも不特定多数の方々が閲覧しているので、あまりストレートな表現はできないが、リバークルーズにも外洋クルーズ同様に「ある変化」が既に始まっているので、東欧ドナウ河、欧州リバークルーズを今後検討している方は是非お問い合わせを頂ければ、「本当の事」をお伝えします。その上でどの船に、何時の季節、どの河に出かけるのか検討してもリスクはないのでは…? 


さて今回は、私が大好きな小説家 宮本輝著「ドナウの旅人」に魅せられ、又クライアントが来年お出かけ予定があるので失敗しない為に実際に出かけてみた。

ドナウ河の終焉の地、黒海に面する小さな村ブルガリアのスリナにある「ゼロマイルポイント」から視察をスタートし、ドナウデルタの根元『トルチャ』、ルーマニアの首都『ブカレスト』、港がある『ジョルジュ』、更にブルガリアの山岳リゾート『トランシルヴェニア地方』、国境の入国審査ゲートを越境しブルガリアの『ルセ』、『ヴィディン』、セルビアの首都『ベオグラード』、ナショナルパークの美しい村『ノヴィサイド』、クロアチアの『イロク』、ハンガリーの『モハーチ』、そしてドナウの真珠『ブダペスト』までドナウ全長2,850Kmのうち1,650Kmのドナウ河東欧クルーズだ。


私たち日本人にはあまりピンとこないかもしれないが、バルカン半島は民族や宗教対立から離合集散をつい近年まで繰り返してきた。ドナウ河を隔て「昨日までの友が今日は敵」そんな時代を経て旧ユーゴスラビア崩壊と共に、各国が平和を掴み取り一人歩きを始めたばかりが故にどの国々も美しかった。特に独裁者チャウシェスク亡き後の春早いブカレストの「Don't forget me」勿忘草がより美しく心に残っている。 ドナウ東欧ベストシーズンだ。

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