モナコグランプリ&南仏コート・ダジュールクルーズの楽しみ方 その②
モナコ・グランプリは5月下旬木曜日~日曜日開催される。このGPウィークはモナコが一番華やぐ。世界中の憧れの高級リゾート地のこうした世界的祭典にはなかなか「きっかけ」がない限り訪れる事はできないだろう。かく言う私がそうだった。一度こうした特別な場所へ特別な日に訪れる経験をなされると、生涯にわたり人生にかなり幅ができる。リタイア後ではなく人生の可能な限り早い段階であればあるほどその意味が解る。
いやらしい話だがモナコグランプリWeekのホテルには「金に糸目を付けない」そんな輩が世界中から集う。勿論最低1週間単位の予約で予約と同時にキャンセルチャージが発生する。
出かけて始めて解ったのだが、南仏コート・ダジュールの海岸線を沿う様に列車が走っている。渋滞とは無縁でしかも文字通り「紺碧海岸」が車窓からゆったりご覧頂ける。国境を越えてイタリアまでも簡単に行ける。
いくつもの無人駅があり駅前はコート・ダジュール。その海岸には洒落たホテルがいくらでもある。モナコとは別で「名を取るより実を取る」ならば人混み、渋滞もなくお勧めだ。勿論、夜がふけるまで夜通しモナコ モンテカルロ地区でカジノを楽しむ事は十分できる。
私はSEADREAMがニースから出航する事もあるが、比較的ホテルも多く海岸線の「紺碧海岸」の車窓の旅を楽しむ為の要の駅にもニースはなるので、ニースをお勧めしている。かなりホテルの幅も広くモナコWeekでもかなり条件は低い。
Red Bullフェルス・タッペン Merssdesルイス・ハミルトンら強者が続々と週始めにモナコに集い、先ずは木曜日にフリー走行が行われそして金曜日は走行がない。街中で様々なイベントが開催される。まるで祭そのものだ。
金曜日にはレース公道に入りポール・ボジションに立ったり各チームのドッグも公道から見ることが出来る。 だから少なくとも木曜日にはニースのホテルにはチェックインしておく必要がある。
↓此処がポール・ボジション
土曜日が予選、日曜日が決勝戦となる他のグランプリスケジュールが全く違う。何と言っても市街地公道を走るので道幅も狭く、通常のサーキットの様にセーフティゾーンがないのでマシンのエキゾーストは半端ではない。
スタートして間もなくボー・リバージュ(Beau Rivage)「美しい海を望む」という長い上り坂があるが、各マシンのPOWERの差がはっきりエキゾースト音で解る。日本人として多少贔屓目に見てもやはりHONDA POWER UNITはジェット機の様な甲高い音で走り抜けていく。此が今年限りとなると残念でならない。
このあたりはKエリアチケットで比較的値段も手頃で観戦もしやすい。
勿論、クルーザーやホテル貸し切りベランダと色々な観戦場所があるので手配の際に色々ご紹介はさせて頂きます。但しなかなか簡単に手配ができる代物ではない。一年前の今からお伺いしていて丁度良い。早目にお申し付けください。
モナコだけはモータースポーツファンのみならず誰でも楽しめる。街中が祭騒ぎとなっている。木曜日~日曜日まで観戦も長いので街中に公式F1グッズが軒を並べているし、Ferrari Red Bull等が街中にパドックを設けてマシンを設置し記念写真やタイヤ交換なども体験させてくれる。
此は裏技だが、あまりF1にご関心ない方は普段衛兵交代時間ともなると人混みが凄いモナコ王宮広場やグレース・ケリーがね眠る教会 予選、決勝戦のときどきには人が殆どいない。街中に驚くマシンの甲高いエンジン音聞きながら、教会にほど近いレストランで冷えたシャンパンと地中海の新鮮なシーフード料理やりながら、大型スクリーンで解説付きで「もう1つの🇲🇨GP観戦」そんな過ごし方もある。
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