乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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コロナ禍の中で、頭角を現してきたバイキング クルーズとは!その①

 現在、世界中のオーシャンクルーズ、リバークルーズ共に約400隻の客船は完全にストップしている。各クルーズ会社共に4月から運航を中止し、現在6月末までの3ヶ月ほど運航中止状態。再開は各社まちまちだが、概ね7月位から様子を見ながら再開としている。


 クルーズ業界の御三家と言われるカーニバル、ロイヤル・カリビアン、ノルウェー・ジャン・クルーズでさえ、資金繰りがかなり厳しくなりつつあり、新株や社債を発行したり、最近はかなりリスクの高いジャンク債まで発行し当面の資金確保に躍起だ。 
 殆どのクルーズ会社は運航中止を4月末→5月末→6月末と繰り下げし、我々クルーズ専門旅行会社もクルーズご予約済のお客様もその「小出しぶり」にかなり困惑してきた。 


 しかし、バイキングクルーズだけは動きが当初から違った。

各クルーズ会社は運航中止を1ヶ月毎の「小出し」に対して、何処よりも先の3月11日に運航中止を決め、しかも一気に6月末までオーシャン、リバー共に運航中止を早々と決定してきた。財務体質が余程しっかりしていない限りはそうそう出来る事ではない。 
 だから、私共もお客様も迷う事は全くなかったし、完全にキャンセルというお客様は殆ど出ず、安心して出かけられる来年や時期は未定だが、いつかバイキングに乗船するというFCCプランで直ぐに対応でき、旅行会社、クルーズ愛好家共にバイキング社からは離れる事はなかった。 


 現在バイキングはオーシャン6隻、リバークルーズ62隻を擁する大船団だ。 
その陣頭指揮を取るのはCEOトースタイン・ハーゲン氏だ。 
このご時世、殆ど何処のクルーズ会社もどうしても投資家達の顔色を伺いながら経営しなくてはならない。
しかしハーゲン氏は違うー
 目線は私たちクルーズ販売会社と何よりクルーズ愛好家だ。だからここにきて、他のクルーズグループ会社とは一線を画した本物志向の経営をしているので、他社との違いがはっきりし、頭角を現し始めたのだ。


そんなバイキングとは一体どんなクルーズ会社なのか…その②に続く

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