乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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貴方は地中海クルーズ派?とそれともドナウ河クルーズ派? 

地中海クルーズのような外洋クルーズと、ドナウ河クルーズの様なリバークルーズとでは全く「旅のスタイル」の本質が違う。


これまでオーシャンクルーズ約600日、リバークルーズ約300日と双方経験し、オーシャンクルーズを既に数回経験ある方々は、一度全く本質の違うリバークルーズもご経験することをお薦めしたい。


一度に2,000~5,000人の乗客と乗客の半分程の乗組員が乗船する外洋クルーズとは先ず乗船者数が違い、クルーズ船によって多少の多寡はあるものの、乗客数はせいぜい200名前後。 


キャビンは、オーシャンクルーズのようなインサイド(窓無し)は無く基本ウィンドウ付きだが、それも多くは開閉する窓だ。 


また、デッキは概ね3層構造で、一番上のサンデッキは下層階と同じ床面積なのでとても広々とした清々しい空間。そこにはワイン、コーヒー、読書などが楽しめるイス・テーブルやリクライニングチェアなどがあり、オープンエアーの空間。

以外かもしれないが、セーヌ河やドナウ河畔には森も多くある区間が存在し、鳥の囀ずりが何とも心地良い。オーシャンクルーズでは決して味わえないゆったりした、静寂な一時が私は気に入っている。


世界3,200万人のクルーズ人口の内、オーシャンクルーズ人口、リバークルーズ人口と分けた統計はないが、恐らく全船舶数とキャビン床数からして9:1位で、まだまだリバークルーズ経験者は少ないと思っている。 


リバークルーズに乗船し、米豪の方々と同じテーブルにつく事があり流石にクルーズ愛好家が多く、大体会話は「以前に乗った○○クルーズは料理が最高だった」「○○海域は景色が絶景だった」等とよく耳にする。で、開きはあるが大体が外洋クルーズに2~5回程度の方々がリバークルーズへとシフトして、船体のコンパクトさと移動の便利さ、寄港地の名も無き洗練された小さな港を自分のペースで徒歩や自転車で楽しめるの~んびり具合が、どうもウケているようだ。 


 飛鳥Ⅱはじめ日本船に1回、ダイヤモンド・プリンセス等の外国客船を既にご経験された方々は、次、ヨーロッパのリバークルーズを選択されると、乗船手続きの段階から『えっ!?』、そしてキャビンからレストランへ、サンデッキへ、下船時に 『えっ!?』の連続で間違いありません。 


勿論クルーズ初心者でも良いですが、リバークルーズを経験した後で外洋クルーズだと、ちょっとしんどいかと。

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