OCEANIA 夏の終わりに地中海共和国へ その②ベネツィア編
クルーズは、いくら出港時間が国際線到着時間からして間に合うと言っても「駆け込み乗船」はタブーだ。折角のゆったりした雰囲気のクルーズが台無しとなってしまった苦い経験がある。
これまでは、ベネツィアから3kmほど離れたイタリア半島の無機質な米系ホテルによく泊まっていたが、今回はカナル運河沿いのサンタルチア駅にほど近い老舗ホテルに泊まり、朝な夕なの静寂なベネツィアを楽しむ予定。しかも、お客様にはサプライズドと用意していた国際空港からモーターボートでのホテル横付けでのチェックインも皆様大喜び。
エミレーツ航空でのロングフライトでお疲れと思いきや、「夕暮れのサンマルコ広場へ行きたい!」とまだまだお元気な様子。
ならばヴォパレット(水上バス)の1DAYチケットを€20で購入し、先ずは「夕な」のサンマルコを、そして翌朝は「朝な」のベネツィア旧市街をゆったり散策する事に。
サンタルチア駅前からサンマルコ広場前までヴォパレットでいくと少し時間がかかりすぎるので、途中のリアルト橋で下船し、ラヴィリンスの様なベネツィア旧市街をウィンドウショッピングを楽しみながらサンマルコ広場へ。
迷路の様なベネツィア旧市街はセンスの良い革製品、ムラノ島のベネツィアグラス等々 ラビリンスの中には目白押し。 まともにはサンマルコ広場に、なかなかたどり着けなかった事は言うまでもない。