乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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スイス グリンデルワルドで暮らす様に旅をする~ツェルマット編~

グリンデルワルドからツェルマット間に「サンゴッタルトンネル」が開通したことで、日帰りでも行ける様になった。 皆さんの狙いは世界トップフライターのTEAM AIR ZERMATTTのヘリフライトを経験する事。あの今井通子女史がやった北壁と、イタリア領の山頂4,477mを真上から見てみたいという訳だ。

「座したる巨人マッターホルン」毎年多くのアルピニストが挑んでくる。しかし「巨人」はそんなに簡単には受け入れてはくれない。時に牙を剥き、4,477mを極めてから「ほんの一瞬の判断ミス」で滑落する者、幸いハケーンを打ち込んでいでいたお陰で、肋骨など骨折した状態で宙ぶらりで救助を待つ者もシーズン中何名かいるとか。TEAM AIR ZERMATTTは一分一秒待ったなしの状態で現場に向かい、ザイル一本で救出する世界トップレベルのフライターだ。そんな名誉高き彼らとも20年の付き合いになる。

今回は風、雲とも全くないベストコンディションの下フライト。

今井通子女史がやった北壁、ロザリオが突き刺さる4,478mのトップ、モンテローザ、グランジョセフ、アイガー等々ヨーロッパの名だたる山々が一望できる。途中マッターホルンを極めた二人の挑戦者もはっきり見えた。

午後からのヨーロッパ最高地点のグレイシャー マッターホルン パラダイス(3,883m)にもベストコンディションで皆様ご案内できた。そして下山後はフランス ツールの谷に生まれた名ガイド「ミッシェル・クロス」の墓で「切れたザイルの謎」をマッターホルンホルン初登頂の悲劇の物語を紹介。

日帰りでこれだけ充実した時間を効率良く過ごせるのも、クルーズ同様にこれまで視察を繰り返し、何度も実際に訪れて、何百人もの方々を感動させた実績経験がある事だからこそ、経験できるクルーズと同じ様なエクスカーションだ。

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