欧州リバークルーズのススメ
北米に端を発した外洋クルーズ。今や年間約2,500万人、中でもやはりアメリカ、カナダなど北米は約1,200万人と世界クルーズ愛好家の半分の市場。その北米市場もこの20年間で外洋クルーズが「リバークルーズ」へとかなりシフトしてきている。
先のブログで書いたよう、オーシャンとリバーそれぞれ全く性質が異なるので、どちらが良いと言う事ではないが、外洋クルーズ約600日、リバークルーズ約300日の経験の中で、実際にお客様をエスコートしてお客様からのご感想を聞いていると、北米クルーズ市場が外洋クルーズからリバークルーズへとシフトしている事は頷けます。
理由は様々ありますが
①河なので船が揺れる心配が最初から無い(実際に揺れませんが)
②キャビンで横たわっていると鳥の囀ずりがとても心地良く聞こえてくる
③移動中は中世からの古城やヨーロッパの人々の暮らしが見える
④寄港地観光はNHK人気番組「世界ふれあい街歩き」の様な旅が自分たちで楽しめる。
⑤キャビンからレストラン、ラウンジまで数分で、船内移動がとても楽々。
⑥食のレベルがワインと共にかなり高い
等々、外洋クルーズとは楽しみが全く異なります。
これからシリーズで私がこれまでに経験した、セーヌ、ローヌ、ライン、ドナウ、ヴォルガなど、河ごとの魅力をお伝えしていきます。
しばし、お付き合いのほど。