乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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第6回クルーズ再開に向けたZoomミーティング開催しました

 北は北海道稚内港、南は九州鹿児島県まで約15港の国土交通省地方整備局、港湾管理者、自治体、DMOなど実に幅の広い方々66名がご参加頂き、第6回クルーズ船再開に向けたZoomミーティングを開催した。  
 

 第1部は前半は初代カーニバルジャパン代表取締役木島榮子様より「外資系クルーズの変遷とクルーズ再開に向けた展望」と題して約30分講演して頂き、後半は参加者様からの質疑応答。


 2013年から始まった日本で初となる外資系クルーズ「プリンセス・クルーズ」が日本発着クルーズを始めるにあたり、日本には100近い港があり魅力的なスケジュールが組めたり、四季折々の美しい自然や美味しい日本食、欧米人にとって魅力的なディスティネーションだったからなど、改めて開始に先駆けた米国本社とのやり取りや、どの様にして2019年に日本のクルーズ人口を過去最高の35.7万人にまで日本市場が成長したかの道のりなど拝聴。  またクルーズ船再開への展望としてJICC(Japan International Cruise Line Committee)を立ち上げ、これ迄バラバラで動いていた海事局、港湾局、CIQを司る厚生労働省、財務省、外務省との三位一体の組織にクルーズ会社、クルーズ専門旅行会社も加わり、クルーズ再開に向けAll JAPAN体制創立の発足予定など、具体的な展望の情報提供もして頂いた。  

 第2部は、各港湾管理者、国交省地方整備局、自治体、DMO、商工会議所などそれぞれの立場から現在のクルーズ船再開に向けた取り組み状況、展望など情報共有をして頂きました。 

 感染拡大に歯止めがかからない中で、県民、市民の皆様の理解を得ながらクルーズ船を受け入れるにはハードルはまだまだ高いが、こうして全国の志高き港湾マンが集うと「セレンドピティー」(当初の目標にベストトライを目指しているうちにまた新たな違う目標を見つける能力)が芽生えてきて、新たな観光政策、新たな港を中心にした「みなとまちづくり」などが見えてきた気がする。 


 今回誰が欠けてもこの様な意義深い内容にはならなかった。公務多忙の中にも拘わらずご参加頂きました皆様には改めて御礼申し上げます。 


観光立国目指す我が国日本は海に囲まれた島国。日本がクルーズ王国になる日を夢見て、地方のクルーズ業界一平卒として微力ながらも尽力したい


今後も「クルーズ船再開に向けたZoomミーティング」を各港情報共有の場として開催してまいりますので、ご関心があれば是非下記HPより「クルーズ船再開に向けたZoomミーティング参加希望」とメールを頂ければ今回の資料と次回のご案内を致します。 
https://ts-cruise.com/

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