乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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安心・安全なクルーズ再開における具体的事例その①

世界的にコロナ感染拡大に歯止めがかからない。昨年ダイヤモンド・プリンセスに端を発してから世界中の約400隻のクルーズ船は一部は再開したが未だに再開していない。 

航行していないこの一年間に各クルーズ会社の「安全・安心なクルーズ再開」に向けた具体的な取り組みにはかなり開きが出てきている。 

クルーズ会社の理念がそこには、しっかり反映してきた。イケイケ状態の2019年までは全く見えなかったが、此れだけクルーズ業界に深刻な状況となり始めて各クルーズ会社の「コロナに向き合う姿勢」の違いが鮮明になってきた。    

極地探検クルーズのパイオニアとも言われるフランス ポナン。もともと、南米ブエノスアイレスの5ツ星ホテルに世界中のクルーズ愛好家が集まってきてホテル内でクルーズのチェックイン。その後はチャーター機で南米で最も南のウィッシュアイア港から最新医療施設がある場所から1,000Km以上離れた南極へと向かうので、ちょっとの事では戻る事が出来ない極地へ向かう事が最大の目的になっている上での設計、造船なのでもともとから地中海、アラスカ、マイアミしか航行しないクルーズ客船とは当初から医療施設に関しては一線を画していた。 

 

コロナ感染を受けて更にレベルの高いポナン独自のポルトコルが設けられた。約900日のクルーズ添乗歴を通じて感じてきた事は、2,000名~5,000名乗船客を1,000名~2,000名の乗組員が対応する大型クルーズと、僅かに200名の乗客を100名の乗組員が対応するヨットスタイルの小型クルーズとは全くきめの細かさは全く違うと実感している。 

僅かに200名しか乗船客がいないから、港で全員PCR検査が出来たり全キャビンにPCR検査キットが用意できたり、罹患者が発生してしまった前提で寄港地での病院と契約が出来たりと大型クルーズ船とは小型クルーズ船とはコロナ前からサービスレベルは全く違っているが、コロナ時代は「安全性もキャビン代金」に含まれる高級小型クルーズは販売するプロてしても安心感がある。 

 


日本にも2021年入港して何本か舞鶴港や大阪港発着で日本各地を巡る。既に弊社からも国際線航空運賃が発生しないのでとその航空運賃代金をキャビン代へとOwner Sweetなどのエグゼクティブキャビンの予約をかなり受けている。 

日本発着の外資系クルーズは、具体的なプロトコルをきちん履行するポナン社の様な理念がしっかりしたクルーズ船会社から再開し、アクシデントもなく継続していく事になるであろう。 

そして私共TOUR STATIONも取り組むSDGsにもポナン社は真正面から取り組む姿勢があるので日本のクルーズ振興における地方創生にも多いに支持したい。  

2021年日本発着ポナンクルーズ ご関心あればinfo@tourstation.jpまで

http://www.ponant.jp/index.html

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