乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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出国できない日本人海外渡航者が150%増の事情とは!?

正確なデータは集めることはできないが、現代において海外旅行を予約する時に、旅行会社のカウンターで様々な事を相談して申込されるケースと、インターネットを使って自宅に居ながらにして予約する比率は、個人的な感覚として3:7ぐらいで圧倒的にインターネットが多い時代。


しかし、インターネットは旅券残存有効期限が渡航先が定める期限を満たさなくても何も語らない。また恐ろしいことに、旅行会社カウンターでも査証、旅券残存有効期限の重要性の意識が年々低下しているので、昨年は日本の空港から有効な旅券を持っているにも拘わらず出国できなかった方は対前年比150%との事。
今どきの旅行会社の社員はカウンターのみで添乗は殆どやらないので「現場の怖さ」を知らない。ましてインターネット系ともなるとお客様と会話すらしないので「現場の怖さ」など皆無だ。

クルーズ旅行でキャビンのみを旅行会社に依頼をしている場合は「手配旅行義務契約」なので、空港で残存有効期限が渡航先或いは経由地が定めるものを満たしていないとの理由から搭乗を拒否されようが、クルーズ途中下船できなかろうが、消費者側には信じられないが、旅行会社には責任はない。「渡航手続代行契約」を締結していれば、話は別だが。

お客様側も、本来はお申し込みにあたりもらう「ご案内と注意」にはこのあたりの重要な事項が明記されているが、まず読んで理解している方は極めて少数ではないかと思う。

幸いクルーズクルーズ専門会社を立ち上げこの類いに遭遇した経験は一度もないが、インターネットでの普及率が一気に高まった今日、せっかく期待に胸を膨らませて空港へ行っても搭乗ができずクルーズに乗船できない方々がかなり増加している。勿論クルーズキャンセル代金は100%。 インターネット通じた旅行会社とは旅券の写しを提供してあるのだから…と揉めに揉めるケースが最近は後を立たない。 


インターネットは24時間自宅に居ながらにして予約ができるので確かに便利だが、海外クルーズなどは書籍や化粧品を購入するのとは法律、現場論など色々あるので、実際に国際線搭乗手続き、乗り継ぎ、港での乗船手続き、寄港地観光、下船、帰路まで全てにおいて経験豊富なクルーズ専門会社へ。

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