GWに日本へ入港したLuxury Cruise 紹介 ~ Europa Ⅱ 編 ~
5月4日 神戸港三宮ポートターミナルよりVISITOR乗船
「これまで、Queen ElizabethⅡ Crystalと様々な名船楽しんできたが全く経験した事がないレベルで最高!」
殆どがドイツ系を中心にオセアニア系、北米系にも拘わらず4名だけ日本人がご乗船されており、その中のお一人のコメントが、私共クルーズプロフェッサーに対し「もっと、しっかり認識すべきだ」と言わんばかりのリアルな言葉として特に印象に残った。
この、ドイツ生まれのEuropaⅡ(オイローパ2) デビュー以来5年連続、あのダグラス氏が監修する「CRUSING&CRUISE SHIPS」(Berits)で5+を獲得している理由もかなり関心があった。
実は個人的に最近、ダグラス氏の評価する様々なクルーズシップに乗船しても彼と同じ所感を持てない事が多々出てきていたタイミングだっただけに、ダグラス氏が5年連続5+と評価する理由が特に知りたかった。
幾つかあるが・・・
① 「食」はCruiseの最大評価ポイント
メインダイニング以外にイタリア料理、フランス料理、アジア料理、そして寿司カウンターのSpecial Restaurantがある。乗客定員僅か500名に対して恐らく倍以上のSeat数を有しているだけに、かなり「ゆとり」を感じながらCruise最大の楽しみである「食」も楽しむ事ができる。メインダイニングは2名掛けTableが多く、これもリラックス評価ではないかと。
洗練されたダイニング
デッキでの食事も心地よい
② 一人当たりの空間比率が83トン
確かにLobbyにLounge Barがあったり、夜毎パーティーやイベントが開催される開閉式ドームのあるプールサイドやDinnerの後、潮風に当たりながら夜を過ごす事ができる「ザンジバー」などの空間はかなり贅沢にスペースが確保されている。(因みに多くの日本人が経験しているダイヤモンドプリンセスは空間比率は46トン)
プールサイド
③ 人工透析対応
同時に4名対応できる様になっており、実際に今回は2名透析患者が安心してご乗船されていた。また全盲の方も。流石一流となると、子供やHandicapの方々に対して、ハード・ソフトと共に対応レベルが違うのには驚いた。
④ 幅広い年代に対応
大人の雰囲気を大切にしていると思いきや、何とKidsに対してのハード、ソフト共に手厚い対応には驚いた。Kids Clubあり、大人のキャビンとConnecttingになっているファンタジーなKids向け専用キャビンには驚いた。しかし、Cacual Cruiseにありがちな騒々しさはないだろう。かなり「躾」が行き届いた品の良いお子様しかご乗船はないだろう。
⑤ Golf&CRUISE
Golf&CRUISEにもかなり力が入っている。船内にはシミュレーションセンターがあり、何とプロフェッサーが指導してくれる。又名門ゴルフコースを1クルーズ中に4~5箇所を何とプロゴルファーと共にラウンドが楽しめる。Golf好きにはCruise好きの方も多く、ゴルフ愛好家にはこのコラボレーションは堪らなく嬉しい
どんな分野も「本当に良いモノは、人知れず売れる」2年前予約は始まり1年前までに話を纏めれるか否かが勝敗を分ける。是非、一度自らプロデュースし乗船したいものだ。