クルーズ振興を通じた地方創生 in観光庁
セブンシーズマリナー、スターレジェンド、アザマラクエスト、シルバーミューズ、ル・ソレアル、ル・ラペルーズ、ウェスタルダム…日本発着外航クルーズ船の増加が止まらない。
2010年僅か3隻13航海から始まり今年16隻103航海を予定している。 これにVIKINGとOCEANIAなど、WORLD CRUISE途中寄港も入れると軽く20隻は越えるだろう。
政府のインバウンド政策の中で外航クルーズ船誘致によるインバウンドは「明日の日本を支える観光ビジョン アクションプログラム2018」に解かれているが、世界の新しいクルーズの潮流をグリップしておらず、また「地方で稼ぐ力」がまだ構築されていないので、クルーズ振興による地方創生となっていない。
地中海、アラスカのクルーズ海域の様にクルーズ寄港地の「稼ぐ力」を備える事は喫緊の課題だ。観光庁から委嘱された役割をしっかり果たしたい。クルーズを通じた地方創生-まだまだこれからだ。