滞在2日目―
先ずは手慣らしにグリンデルワルド村内直ぐ裏手にある標高約2.100mのフィルストへ、3回ほどゴンドラリフトを乗り換え楽々展望台へ。カナダロッキー、ニュージーランド　マウントクックは山麓から自らの体力で上がらなくてはならないが、ありとあらゆる山岳地帯に登山鉄道、ゴンドラリフト、ケーブル、ロープウェイがまるで毛細血管の様に張り巡らされているので、体力に自信のない方でも用意にスイスアルプスの絶景を楽しむ事ができる。
スイスに限った話ではないが大手旅行会社募集パンフレットに掲載のある美しいグラビア写真の有名観光地(例えばユングフラウヨッホ、ランドヴァッサー橋など)はどこもかしこも、中国人や日本人団体御一行様でごった返しており、美しいグラビア写真とはかけ離れた雰囲気なので、私共がエスコートする場所はメジャーな場所でなくマイナーな場所だ。

しかしそこは、「旅づくりの職人」として厳選した「心の底から感動頂ける、これぞ、スイス！」という隠れスポットへとご案内。フィルスト展望台からはグリンデルワルド村内からは見る事ができないフィッシャーバンド氷河、ベッーターホルン(3,701m) 、シュレックホルン(4,078m) 、更にはベルナーオバーランド三山のアイガー(3,970m) ・メンヒ(4,107m)・ ユングフラウ(4,158m)など大絶景パノラマがご覧頂ける。勿論そこには中国人、日本人の団体ご一行様はいない。居るのはヨーロッパの落ち着いた雰囲気の嗜みを備えた個人旅行の方々と、放牧された牛たちだけだ。　

滞在中のシャレーには、シルバー、お皿、フライパン、ラクレット、チーズフォンデュなどの道具一式が揃っているので、ホテルとは違いテラスやお部屋はかなりゆったりしており、お仲間同士でワイワイ賑やかに我が家にいるような感覚でホームパーティー。私もお招き頂きラクレットチーズ、手作りサラダ、ワインなど沢山頂いた。

シャレーでの夕食は自分たちの食べたいものを、食べたい時間に、日本人好みの味付けとボリュームで楽しむ事ができ、長期滞在でも胃づかれしなく、消化も良く体調管理もしやすいと好評です。