クルーズ業界がコロナウィルスによる世界経済に与える影響は!
たかがクルーズ、されどクルーズ
世界経済を支えるコンテナ産業が20兆円台、一方クルーズ産業は14兆円までのぼりつめ、今やコンテナ産業の後姿が見えてきた。
少し古いデータだが、CLIA(クルーズライン国際協会)の2018年データでは世界クルーズ乗船客総数2,850万人、乗組員総数1,177,000人、クルーズ乗組員給与$50.24億、全世界総額$150億―自動車関連産業に匹敵する。
現在の世界パンデミックを鑑みてCLIA(クルーズライン世界協会)は世界中のクルーズ会社に対し、公衆衛生が確保されるまで自主的に運航中止を要請。
各国が国際間の「人の移動」を制限している状況下で地中海、バルト海など複数の国々を特定とは言え多数が港で下船し市中に拡散するクルーズはCLIAの要請は遅きに失したと言われても仕方ない。
上記のデータからしても今回のコロナウィルスにより世界経済に与える影響は計り知れない。しかし、世界人類の明日がかかっているので運航中止はやむを得ない。今回のコロナウィルスによるクルーズ運航中止による世界経済に与える影響は甚大だ。