乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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SeaDream1 Monaco Grand Prix 29(Wed) May 2019

投錨、アレフレスコスタイル、自転車・・・どれもこれもこれまでのクルーズスタイルとは異なる。


クルーズ3日目は南仏の通称「美の島」と呼ばれ、かつて作家モーパッサンが「海に立つ山」と呼ばれ山と絶壁が海際まで迫る。


直ぐ南にはイタリア サルディニア島があり、地理的にはフランスよりイタリアに近い。 そんな文字通りの美しい島をSeaDreamはあえて投錨しテンダーボートで上陸。

港にはクルーズザ-が所せましと停泊しており、白い砂浜から投錨し、停泊中のSeaDreamは自ら乗船しているにも関わらず「憧れ」て見えてくるほど美しい。


カルヴィは徒歩で15分ほどもあればメイン海岸線は歩く事ができるヒューマンサイズの街だ。 デッキシューズ、革製品、バッグ、シャツなどサントロペ同様に洗練されていてそれでいて 値段が実に安い。(因みにデッキシューズを€75で購入 こんな素敵なデザインは日本には先ず無い。


大型クルーズでは良くありがちな長時間待たされた後にバスに乗車して「観光」するスタイルではなく、クルーズの原点である「の~びり」が既に体に入ってきたので、あてもなく過ごす時間が何とも心地良い。そして夕食はトップサイドレストランでアレフレスコスタイルのディナー。

始まって暫くは何とも心地良い地中海のドライな風、そしてやがて砦を真っ赤に染め上げるサンセット、勿論料理はいつになく腕によりをかけている事がはっきり解る。

デザートは更に場所をプールサイドに変えて既に星空タイム。数々の気の利いた音楽を聴きながら時間は出航タイム。

出航し5分もたたないうちに街の明かりが小さくなると同時に見上げると満天の星空。
かつて新進気鋭のデザイナー水戸岡鋭治氏とで故郷で彼にデザインして頂いた長良川鉄道の「ながら」にちょっとした縁あってデビュー列車でご一緒した事があり、帰りの列車内でこんなアドバイスを受けた「加藤さん、これからは人がつくったものではないものを如何に見せて差し上げるかが大切だよ」


コルシカ島での蒼い海、蒼い空、砦を真っ赤に染めた夕日、 地中海のドライな風、満天の星空・・・これらをSeaDremは見事にプロデュースしている。

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