乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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色々ご心配をおかけ致しております。

この度のダイヤモンドプリンセスにおける新型コロナウィルス関連につきましては、クルーズ愛好家皆様には色々ご心配をおかけ致しております。   


今回の新型ウィルスは感染しても自覚症状なく潜伏期間が長いので、クルーズに限らず知らないうちに人から人へと濃厚接触していなくても感染している模様です。 


クルーズご乗船経験がない方々には「クルーズは不衛生?」と誤解を招きやすいですが、不特定多数の方々が出入りに利用するホテル入り口、ホテルレストラン、国際線搭乗口、国際列車プラットホームには消毒ジェルはまず設置されてませんが、クルーズにはまずは乗船口に、レストラン入口には平常時から消毒ジェルが設置されていたり、また必ず乗船手続きの際には「健康質問表」(過去10日以内に発熱、嘔吐、激しい咳などありませんですたか?など様々な質問)に必ず答えて提出する義務があります。


また乗客中の皆さんが就寝される深夜になると「衛生TEAM」が出勤してきてプールサイドデッキや、レストランの椅子、テーブルを一度片付け高圧ホースで洗浄もしたり、不特定多数の方々が触る手摺りやエレベーターのボタン、ドアノブは全て除菌しています。


早起きさんグループの方々と早朝デッキてお会いすると「加藤さん、昨晩はぐっすり眠っていたか雨が降っていたことなど全然気づきませんでした!」「いやいや、雨ではないんですよ!実は、皆さんが寝静まってから…」などお話してますと、未だもってプールサイドに再びデッキチェアを並べる作業をしている乗組員の様子にびっくりされています。 


長年様々な海外施設を利用しますか、実はクルーズほど「衛生」に関して、特に目に見えないウィルスに対して徹底的な対応をしている施設はないと思います。 


因みにプリンセスクルーズからは、クルーズキャンセル対象のお客様に対してかなり手厚い決定がなされました。弊社でも2/14よりご乗船予定だったお客様の中で、先の日程に早くも振り替えてくださった方もおり、こういった事態のなかでもプリンセスを選んでくださることに感謝の念を覚えます。


此れからホーランド、VIKING クリスタルエンデバーなど日本への寄港シーズンの佳境を迎えますが、一日も早い収束と、感染された方々の一日も早い回復を祈るばかりです。 


そして・・・頑張れダイヤモンド・プリンセス!

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