乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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クルーズシンポジウムin 福井でトークショー!

福井県で開催されたクルーズシンポジウムで「高級小型船一筋25年 外航クルーズ客船添乗歴900日プロが語る!ラグジュアリー船の魅力」と題して(株)オーシャンドリーム代表取締役堅田寛様とトークショーを開催させて頂きました。


中部運輸局で昨年 外航クルーズ誘致推進連絡協議会で「世界のクルーズ最新潮流と中部圏の役割」と題して講師を務めさせて頂き、「クルーズを通じた地方創生」に共感して頂き福井県企業誘致課よりお招き頂いた次第です。 


福井県敦賀港は先の大戦の最中、ロシアナチスから迫害を受け生きる場所がなくなったユダヤ人に対して、「命のビザ」を発給した杉原千畝氏の功績を後世に語り次ぐ「人道の港」がある。これは映画化されたので多くの日本人が知っているが、ナチス、レーニンらにより迫害を受け、両親を失い生きる希望を失ったポーランド孤児を受け入れた港でもある事はあまり知られていない。 


VIKINGは創業者トルスタイン ハーゲン氏の熱き想いで「学び」をテーマに選ぶ寄港地やエクスカーションは、歴史的重要な場所を選定したうえで、洋上アカデミー講座を開催する数少ないクルーズ会社。トルスタイン氏には足元にも及ばないが、「旅」は単に物見遊山で出かけるのではなく、「旅をして想う」事が極めて重要であると、これまで「旅づくり」を22年継続してきた想いとクロスシンキングする。 


日本発着外航クルーズ船は、一昨年は6隻今年は一気に増え16隻。VIKINGはじめWorld Cruise途中寄港を含めると、軽く20隻は越える。地中海、バルト海クルーズを通じて様々な国々を歴訪するが、日本ほど類い稀な国はないと確信している。外航クルーズ船が此れだけ数多くの日本寄港の時代を迎え、しっかりしたエクスカーションを各寄港でつくり上げ、私共の先人がつくり上げた我が国「NIPPON」を歴史、民俗、伝統工芸、和食、等々しっかりご覧頂きたい。 


各地でクルーズシンポジウムを開催し、クルーズ振興を通じた地方創生に各自治体が大変に熱心だ。ややもするとクルーズを単に扱うだけの旅行会社よりも熱心ではないかと思う。これからも自らの経験を活かして「クルーズ振興を通じた地方創生」に尽力をしたい。

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