乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

クルーズのことならお任せ!手配から添乗まで終始一貫したプロデュースで27年・乗船日数1000日のクルーズアドバイザーが教える失敗しないクルーズのコツが満載

中部国際空港フライ&クルーズ拠点形成を夢みて その②

戦後日本は、人口、経済共に右肩上がりを続けてきた。しかし日本は、既知の様に2016年折り返しを迎え、人口減少に転じた。国内人口が減少し経済が失速しては困る。


「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」は正にその施策だ。この会議、全閣僚会議で政府としてもかなり重要だ。


一見、皆様のようなクルーズ愛好家には無縁の様だが多いに期待が持てる施策だ。東京オリンピック開催2020年までに訪日観光客を4000万人まで引き上げ、人口減少による国内経済失速に歯止めをかける訳だが、その4000万人の内500万人を外航クルーズ船客で、と目標を掲げている。


ただ掲げただけでは勿論目標は達成できないので、政府は「官民連携したクルーズ拠点形成」でしっかり予算を確保し、「クルーズ振興で地方創生」の為、各地方港湾整備を外航クルーズ船の受け入れ体制を整備しているので、Carnival、Costa、 MSC、Holland、VIKING、WindStar等々、様々な外資系クルーズ会社が日本に寄港する回数が増えている訳だ。


地中海、バルト海、アラスカなど世界の主だったクルーズ海域卒業組はこぞって欧米にはない「オリエンタル文化」を求めてオリエンタルに、中でも類い稀な民俗文化の日本はインフラ整備も整っている事もあり、外せない寄港地となる。


政府インバウンド政策で極東アジア、日本に配船しているクルーズ船とは言え、日本のクルーズ愛好家が乗船していけない訳でない。


これまで国際線でロングフライトの後に楽しんでいたLuxuryなクルーズ船もこれからは、日本国内のクルーズ拠点港から乗船できる機会が増える訳だ。クルーズ愛好家にとっては有難い政府施策な訳だ。


いつの日かVancouverや Miamiの様なクルーズ拠点が日本でもできる事を願って止まない。

×

非ログインユーザーとして返信する