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〜ヨーロッパの歴史と文化に触れる旅〜二人の印象派モネとゴッホの足跡をセーヌ河畔に訪ねて オヴェール・シュール・オワーズ

クルーズアドバイザー加藤広明

最初の寄港地コンフランス。

オヴェール・シュル・オワーズ…セーヌ河支流、オワーズ河沿いの小さな村に多くの旅人が引きつけられるのは、一重にあの「炎の画家ゴッホ」による。 


彼がここで過ごしたのはわずか2ヶ月。

その間に「オヴェール教会」「カラスのいる麦畑」をはじめとする70点もの傑作を残した。 


村に到着したら先ずオヴェール城へ。

かつての貴族の館が現在は印象派記念館になっている。  

オーディオ・ビジュアル・システムで500点以上もの印象派絵画を楽しむコトが出来る。

最近日本でも見かける様になったオマージュ(没入)体験の美術絵画鑑賞は此処から来ている。


現在、NHK大河ドラマ「べらぼう」が放送中だが江戸時代の葛飾北斎、歌川広重ら浮世絵師がゴッホ、モネたち西洋絵画にそれまでなかった「浮世」—つまり、日常の暮らしを描くという新たな挑戦が始まったコトが此処では良く解る。  

歌川広重の代表作 名所江戸百景「大橋あたけの夕立」「亀戸梅本舗」などはゴッホにかなりの影響を与えた。

つまり、私たち日本人が印象派の絵画を鑑賞する時にはこうした江戸時代の浮世絵文化が底流にあるコトを知って印象派絵画を鑑賞すると、構図など非常に違って見えてくる。

 


またオヴェールはゴッホだけでなく、セザンヌ、ピサロ、ルノワールらのゆかりの地でもある。 

画家たちが描いた場所には、その複製絵画と解説が書かれたパネルが置かれている。  

「Painter's Village Auver's Sur Oise」

正に文字通り印象派画家の村、オヴェール・シュル・オワーズ。

 

ゴッホの描いた「オヴェール教会」↓


オヴェール教会から坂道を上がっていくとゴッホの眠る墓地に着く。 

ゴッホの墓の横には、兄ゴッホを愛し生涯経済的支援を惜しまず、兄の後を追う様に亡くなった弟テオが眠っている。


寄港地観光から本船に戻りランチをした後、ガイドブックにも載っていないが素敵な村コンフランスをあてもなくぶらぶら散歩へ。

こうした何気ないゆっくりした時間がリバークルーズならではだ。


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