乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

クルーズのことならお任せ!手配から添乗まで終始一貫したプロデュースで27年・乗船日数1000日のクルーズアドバイザーが教える失敗しないクルーズのコツが満載

故郷で新しいCruise Style始めます!!

昨年、12月「ドナウ河 中欧5ヶ国X'masクルーズ」以来10ヵ月クルーズに乗船していない。 年間80日~多い年には100日ほどクルーズに乗船し、「マリアテレジアの足跡をドナウ河に訪ねて」「モネが愛したセーヌ河」「海から始まる歴史の物語 いざ、地中海へ」などテーマにお客様をクルーズの楽しみ方をお伝えすると共に各々寄港する港の文化をご案内してきた。 


創業以来24年間のクルーズ添乗日数は外洋クルーズ、ヨーロッパリバークルーズ合わせて1,000日を越え、国内でも類い稀な領域へとそろそろ入ってきた。 


コロナ禍の中でもリバークルーズもオーシャンクルーズも適切なガイドラインの下少しづつ諸外国では既に再開し徐々に戻りつつある。

しかし、「お客様の気持ち」要するにお客様が一年前の様にクルーズ初めての方々も、クルーズ常連組の方々の「クルーズへ乗船したい!」という力強い気持ちはなかなか下には戻らないのが現実。 

私はクルーズ船が戻ってきても、「お客様の気持ち」が戻るまで残念ながら日本は5年はかかると読んでいる。  

 


ならばと、故郷でこれ迄培ったノウハウ、諸外国とのネットワークを駆使して旅へ、クルーズへ、行きたい!という方々に先ずは安心の近場で「クルーズ」や「異文化」をご紹介するツアーを始める事とした。 


私の故郷には飛騨木曽川国定公園内に国宝犬山城もあり、其処に大河木曽川が流れている、其処で今秋より様々な国々の文化をご紹介し、ワイン、日本酒等も楽しむ「KISO RIVER CRUISE」を始める。 

 

勿論私もクルーズに乗船し、「知られざる国宝犬山城の数奇な運命」や「リバークルーズの楽しみ方」などご紹介もさせて頂きます。  

 


まだまだ暫くはクルーズ乗りたいが不安だという方、先ずはパスポートの要らないクルーズからご一緒に楽しみませんか! 


今回、Go Toトラベルキャンペーン扱いにて企画しており、値打ちに楽しめるチャンス!!既に貸切の予約も入っており、35名定員に対してコロナ対策として半分の限定17名ですので、ご検討、ご予約はお早めに!! 

https://www.tourstation.jp/goto%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E4%BC%81%E7%94%BB/

クルーズ再開に向けた第3回Zoomミーティング開催!

いよいよ、日本を代表する飛鳥Ⅱが11/2先陣を切ってクルーズ再開する。此処まで実に長い道のりだった。しかし、正念場は此処からだ。  

  


過日、9月18日国土交通省より「クルーズの安全・安心の確保に係わる検討・中間とりまとめ」が公表された事を受け、当方が事務局を担う「クルーズ着地型観光推進連絡協議会」の中で会員6港15名が登録頂きZoomで意見、情報交換開催した。 


ダイヤモンドプリンセスの事故後、ガイドライン作成に当たっての有識者は地方港でこれ迄長きに亘りCIQは勿論の事、地域内医療の実情、県民、市民の気持ちを肌感覚で解っている地方自治体、港湾関係者だ。 


実際に現場の実情を知らない所謂「有識者」と呼ばれる方々と霞ヶ関で机上でつくられたガイドラインは現場では役に立たない。 


今最も大切な事は厚生労働省、国土交通省が全面に立って地方自治体の皆さんと再開に向けて先ずは信頼関係の構築だ。コロナ前でもクルーズに於てCIQ関係はワンストップ窓口は数年前できたものの、机上論とは現場論は全く違うので、かなりお客様にご迷惑をおかけしてきた。


乗船前PCR検査、乗船時の受付対応、船内における衛生対応、寄港地における過ごし方、感染者が発生した場合の陽性・陰性それぞれの対応等々新しいクルーズスタイル 万全を期した飛鳥Ⅱ「新型コロナウィルス感染症対策プラン」だが、実際に運航していないので、まだまだ未知の部分がある。 


しかし、クルーズ会社も港湾側も同じ日本人なので、TEAM NIPPON としてコロナ共闘する気持ちは同じだ。 


此処からが正念場、全国の港湾、自治体、クルーズ会社と連携しながら海洋国家日本、観光立国目指す日本 ポストコロナ時代 これ迄のショッピングコミッションや本来のクルーズモデルではない、新たな持続可能なクルーズモデルを今度こそ全国の港湾、自治体の皆さんと構築したい。

クルーズ再開の見通しについて その⑪

9月18日 国土交通省より「クルーズの安全・安心の確保に係る検討・中間とりまとめ」がやっと公表された。同日日本郵船より「飛鳥Ⅱ 新型コロナウィルス感染対策プラン」も公表され、同時に11/2横浜港発「飛鳥クルーズ就航30周年記念 オープニングクルーズ」をキックオフに新春クルーズまで発表された。 

 

これ迄のダイヤモンドプリンセス号の事故以後、国土交通省が厚生労働省とどれだけ深い連携のもと、今回の「クルーズの安全・安心の確保に係る検討・中間とりまとめ」を作成したのか、またこれ迄「クルーズ振興における地方創生」の旗降りをしてきた国土交通省港湾局クルーズ振興室、観光庁がどれだけ地方港の方々と膝を付き合わさないにしてもZoomミーティングを開催して本ガイドラインが出来上がったかが極めて重要だ。 


国土交通省が中間とりまとめの策定にあたりご意見を伺うべきは地方自治体の現場の方々のご意見であり、立派な肩書きがついた多士済々の有識者ではない。 


此でクルーズ再開すると言うが、ダイヤモンドプリンセスのバンデミック後に各自治体、港湾がどう県民 市民に「クルーズは安全で、安心だ」と言えるのか? 県民、市民に対して国土交通省、厚生労働省が全面に先ずは出て来ない限り理解は得られないのではないか。 


また繰り返しになるが死者13名 感染者712名を出してしまったダイヤモンド・プリンセス号の「事故」をきちんと第三者による事故調査委員会を設置して調査を行い、広く国民、地方自治体、クルーズ業界に公表しない限り同じ轍を二度踏む事になるだろう。