乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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〜名古屋港初! 外資系クルーズ&日本船クルーズ 同時入港!〜


10年ほど前、国土交通省中部地方整備局で名古屋港を中心とした「クルーズ振興における地方創生」をテーマにした組織が発足しクルーズ有識者として構成メンバーを務めていました。 


当時の「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」(議長 内閣総理大臣 全閣僚会議)では2020年迄に訪日インバウンド数を4,000万人、その内クルーズ船によるインバウンド数を500万人としていた。  


クルーズ船の入港は確かに様々な難しい課題があるものの「お断りゼロ」をスローガンに官民一体となり取り組んでいた。自身も会社収益にはならないがクルーズ業界に身を置く立場として非常にやり甲斐を持って取り組んでいた。


東京オリンピック開催も控え、コロナがなければ現実的な数値には至っていたと思う。   
  
名古屋港には一隻しか入港出来ないので「港を延伸させてクルーズ客船2隻同時入港」を事業計画に盛り込んだ。 


あれから約10年、延伸工事は岸壁修復と共に行われ、今日初めて外資系クルーズ客船と日本クルーズ客船が同時入港した。 


私にとっては感無量の2隻ランデブー入港となった。 
 
外資系は「リージェント セブンシーズ エクスプローラー」

 

 
日本系は「にっぽん丸」 

 

クルーズ専門会社として創業し27年 政府指針のもとこうした時代の到来に隔世の感を禁じ得ない。 
今や世界に約400隻のクルーズ船が航行しているが約1割の40隻ほどの客船が桜前線が沖縄から北海道まで北上に合わせ3〜5月迄は特に多く来航する。 


クルーズは汎日本観光なのでクルーズが益々振興し、結果的に地方が活性化に繋がるので業界に身を置く身として「クルーズ振興における地方創生」はライフワークとして取り組んでいきたい。

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