「クルーズ船の寄港は拒否します…」全国でもクルーズ誘致、受入実績トップの福岡市が要領を8/18策定。
福岡市を非難できないと思っている。この要項は福岡市にとっては不本意。
国が未だ「ガイドライン」を出さない、また国と地方との「信義誠実の原則」が完全に崩れたので致し方なく策定したまでだ。
またプリンセスクルーズも来春まで再開を諦めた。(因みに来春以降は市場が大きい欧米豪をターゲットでなく、短い日数しか出れない日本人だけを対象としたスタイルでリベンジ)
これ迄クルーズ船誘致に熱心であた港湾も、手のひらを返した様に「クルーズ船拒否」とも言われているが、過日全国の12の港湾の皆様と「クルーズ再開に向けた課題と展望」題してZoomミーティングをしたが、「クルーズ船寄港拒否」これは彼等にしてみれば、誠に不本意である事が良く解った。
国はクルーズ再開に向けたガイドラインを「日本港湾協会」として出すと言ってはや4ヶ月が経過。未だ最終版は各港湾に示されていない。
繰り返しになるが、ダイヤモンド・プリンセスのパンデミック あれはクルーズ史上かなり大きな「事故」。事故調査委員会を設置し、あの事故は何故13人もの尊い命が亡くなり、712人もの集団感染を出してしまったのか、この調査段階から「クルーズ再開」に対する糸口を見つけ紐解かない限り、国と地方の「信義誠実の法則」が完全に崩れた日本では、再開はかなり難しいだろう。
クルーズ再開 顔が全く見えない。