乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

クルーズのことならお任せ!手配から添乗まで終始一貫したプロデュースで27年・乗船日数1000日のクルーズアドバイザーが教える失敗しないクルーズのコツが満載

新しい寄港地観光Style~日本クルーズ編 その①~

最近流行りの外国客船による日本発着クルーズの場合、「地方創成」をクルーズで!という施策もあり、各寄港地では「港、街の商店街の賑わい創出」の為にワンコイン程度で街の中心地までのシャトルバスを地元自治体、観光協会が用意しています。メジャー港よりマイナー港の方が実に熱心です。先ずは港降りたら、観光協会の方々から「地元の方々に人気のある⚪⚪丼」などのグルメ情報や、ローカル列車情報など入手して「わたし流寄港地観光」も新しい寄港地観光Styleとして長年クルーズ添乗をしてきて一押しと思う。しかし殆どの日本人のクルーズ愛好家は旅行会社から予め送られてくるクルーズ会社もしくは旅行会社主催のエクスカーションが選択肢の全てで、まだまだこういった、欧米のワンランク上のクルーズ会社のクルーズ愛好家が楽しんでいる寄港地観光Styleの発想がないのだが、クルーズ寄港地観光、キャビン手配、そして添乗まで終始一貫して長年やっているとこういった、「わたし流寄港地観光」のほうが、ご参加者には大変喜ばれます。しかしクルーズ会社、旅行会社主催のエクスカーションは効率良く「ハイライト」を巡る内容で予め用意されているので、確かに効率は良い。どちらが良いか悪いかではなく、こういった、新しい寄港地観光Styleと組合せると更にクルーズが楽しくなります。

新しい寄港地観光のStyle~地中海クルーズ編~

これまで800日以上のクルーズ乗船経験から「海から始まる歴史の物語」の街には正面玄関、そう!クルーズでの海からのアプローチがイチバン‼と確信している。サントロペ、コトル、アンティーブ…恐らくあまり聞いた事がない港では?未だに道路、空港などインフラ整備が進んでいないので街は「ガラパゴス」の様に前後のメジャーな港と違い時が止まったかの様。そんな時が止まったかの様なマイナー港は船主催のエクスカーションに参加せず、「世界のふれあい街歩き」の様にあてもなく、ラビンスの様な旧市街、旧港を、エクスカーション参加の方々とは一呼吸置いて、ゆっくり人気の少ないレストランでゆったり朝食をすれば、下船の為に待たされる事なく、「ひよいっと」降りる事ができる。「目的のない寄港地 わたし流街歩き」こんな新しい寄港地観光Styleは必ずや人生の深い想い出の1ページに加わる事請け合いです。明日は 新しい寄港地観光のStyle~日本船クルーズ編~をご紹介します⚓お楽しみに‼

中部セントレア空港のクルーズターミナル化

名古屋商工会議所、中部地方整備局より依頼を受け、クルーズ有識経験者として名古屋港外航クルーズ誘致に様々な活動に協力し約5年。当初委員を引き受けた時から随分と外航クルーズ船が倍々に日本寄港も増加の一途を辿っている。名古屋港は日本経済を牽引する押しも押されね日本No1.の貨物港、というより世界トップレベルの貨物港。そこに外航クルーズ船誘致とは言っても、入港する度に輸出用完成車両を移動させたり、貨物関係会社に相当な安全面含めて、配慮が必要になってきており、「名古屋港へ外航クルーズ客船誘致」とは言ってもかなり矛盾した状況。引き続き愛知県、名古屋市、名古屋港管理組合、名古屋商工会議所が外航クルーズ客船誘致を施策とするならば、日本経済を牽引する中部経済圏としては、現在の名古屋港は更に安全面を確保した生産性の高い貨物港を目指し、クルーズ客船港は中部国際空港にクルーズターミナルをつくる そのぐらいのダイナミック構想力がないと日本の他港には到底勝ち目はありません。カナダヴァンクーバー、米国マイアミ、ロシアサンクト・ペテルブルグ等々増加するクルーズ船に対応すべく、貨物港とクルーズ港は分けた戦略で各々の分野で経済が力強く牽引している。