乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

クルーズのことならお任せ!手配から添乗まで終始一貫したプロデュースで27年・乗船日数1000日のクルーズアドバイザーが教える失敗しないクルーズのコツが満載

〜ラスト・フロンティアアラスカ Holland America Noordam 終日航海日〜

出港する港にこだわるワケ

カナダ・バンクーバーから出港か、アメリカ・シアトルから出港か… 
リバークルーズも、ドナウ河上りか下りか… 


どうでも良い事かもしれないが、何れも「旅の印象」が全く違う。 
これらは、実際に何度も何度も乗船した経験がない限り解らない。
言葉は少々不適切だが、私は「また次回」がいくらでもある。
しかし、お客様は余程の事がない限り人生で一回限り。 
旅づくりの職人としては「どうでも良いコト」にやたら拘る。


Canada Place Cruise Ship Terminal(バンクーバー)

シアトルは、全米経済牽引する貿易港故に自動車、コークスなどCargo主体の港。 
一方バンクーバーは、2010年冬季バンクーバー大会のオリンピックレガシー「カナダ・プレース」にクルーズシップターミナルがあり(上の画像)、周辺には、原住民に未だ所有権があり永遠にカナダ政府に貸している市民憩いの広場「スタンレーパーク」、摩天楼の様な近代的高層ビル群、ライオンズ・ゲートブリッジなど、ダウンタウンの歴史文化香る港。  


旅づくりの職人としてはシアトル港か、それともバンクーバー港か、どうしても譲れない。


クルーズスケジュールにこだわるワケ

アラスカクルーズは、殆ど何処のクルーズ会社もかつてゴールドラッシュで栄えたスキャグウェイ、ジュノー、ケチカンが寄港地。 
7泊8日どのような順で航行・寄港するか…こちらも「どうでも良いコト」かもしれない。  


しかし、バンクーバー出港翌日が「終日航海日」、下船前日も「終日航海日」―
此れは旅のゆとり、印象を大きく変える。 


クルーズ2日目の今日は「終日航海日」。
目まぐるしく乗船した前日がまるで嘘のように、ゆったりした時間から来るゆとり。
これがクルーズの醍醐味だ。 


欧州リバークルーズにしろ、地中海クルーズにしろ、数多あるクルーズ船からどの客船をセレクトするかはもちろん、「航路」「スケジュール」「乗務員と乗客比率」「キャビン代の食材比率」など…
どこのパンフレットやHPにも記載されていない「どうでも良いコト」にとことん拘りを持って、お客様にとっての1/1の想い出づくりにとことん拘って旅づくりをしていく。

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