OCEANIA 夏の終わりに地中海共和国へ その⑧ ナポリ編
日本にもクルーズの裾野が広がり、個人旅行で行かれる方も増えてきましたが、国際線の乗り換えやホテルへのチェックイン、港までの送迎は今や簡単にできるようになったとは言え、不安や心配を抱えながらではなく安心とリラックスの旅を求めて「添乗員付き」希望の方がまだまだ多い。
添乗員としてお客様をエスコートしておりますが、乗船後は可能な限り十人十色のクルーズライフを送ってもらうために、あくまでも私は「黒子」に撤している。
ナポリは沢山の見所がある―カプリ島、ベスビオ火山爆発で一夜にして埋もれたポンペイ遺跡、ナポリのトレド通りの下町等々。
今回は「ミニバンでポンペイ遺跡半日観光」「ポンペイ遺跡とヘラクラニイム遺跡終日」「ナポリゆったり下町コース」と分かれた。
歴史、ショッピング、時間など、全て各自の価値観で任意で楽しめる…これがクルーズの醍醐味だ。
しかし、相変わらず添乗員が単一行動に全てまとめてしまう詰まらない団体ご一行様も多く、それでは訪れた先の土地の良いものにありつけることはない。
そんな旅ならば、日本に居ながらしにしてリビングで世界遺産番組でも観ていたほうがよっぼどましではないか。。。