東欧ドナウ河リバークルーズ 寄港地観光編その①
ドナウ河などは、国際河川と呼ばれる。
ドイツ、チェコ、オーストリア、スロヴァキア、ハンガリー、セルビア、クロアチア、ルーマニア、ブルガリア、と実に9ヵ国。その中でもシェンゲン協定国々と協定に加入していない国々とでは、少し勝手が違う。
昨晩はルーマニアのジョルジュを21:00に出港し、対岸のブルガリアのルセへ入港。目覚めると対岸とは言え、異国だ。で、寄港地観光はと言うと、ルーマニアの首都ブカレストだ。となると、ブルガリアとルーマニアはシェンゲン協定が締結されていないので、ブルガリアに停泊するクルーズ船から下船の際には旅券持参し下船。そしてバスは国境で一度出国審査をバスごと全員の旅券を一旦国境の出入国審査場でします。
その後、チャウシェスク大統領が約1500億投じて造らせた未完の宮殿、公開処刑場のルーマニア0マイルポイント、「東の小さなパリ」と呼ばれる所以をめぐります。そしてブカレスト観光後は再びルーマニアと無事の国境にある出入国審査場でお客様は旅券、ガイド、ドライバーはIDを提出し、再びクルーズ船へ。こんなエリアはドナウでもプラハの春以降も民主化が遅かったルーマニア、ブルガリア、セルビア、クロアチアの諸国に限っての話。しかし明らかに国際河川をクルーズしている実感はします。