乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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東欧ドナウ河リバークルーズ  視察 1日目を終えて

ドイツ黒い森のドナウエッシンゲンという小さな泉に端を発して黒海まで約2,850Km  


1日目は黒海へのドナウ河流入ポイントである「トルチャ」からボートで1991年に世界遺産に登録された「ドナウ・デルタ」をクルーズ。

アテンドしてくれたのは地元で28年ドナウ・デルタ専門IBIS TOURS Manager&GuideのMr.Daniel。流石地元で28年経験、且つ自らGuideするだけあり、自然相手とは言え野鳥が大体どの季節、どの時間にいるのか全て把握。頭の中にGPSが入っている。要するに今の季節はまだアルプスからの雪解け水が多くお目当てのペリカンはまだ水かさがあり、見られない。6月位から水位がどんどん下がり最大4mは下がる。水位が浅く且つ魚が豊富にいる環境を知っていれば、間違いないと。こればっかりは魚群探知機、GPSでも無理、長年の経験がものを言う。


リバークルーズで、黒海に流れ込む河口までクルーズできる会社もあるにはある。しかしドナウ・デルタにはドナウ中流域と違い「ロック」がなく、水位調整ができない。したがって河口まで行けるか否かは「一か八か」自然任せ。 
最近は行けなかった時のトラブルに巻き込まれるクルーズ会社も多いとの事。旅程の安全性をとるならばブカレスト近くのジョルジュ発クルーズを選択した方が、無難です。



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