Withコロナ時代 中欧ドナウ河クルーズ 現地より経験談報告 その⑦
「Magic of Mozart on the Danube」
正にクルーズタイトル通りのブログラム。
スロバキアの都ブラチスラバー市民心の拠り所とも言うべく小さな素敵な教会で、地元のカルテットによりモーツァルトKV156 KV157 Opus96など次々に演奏。
演奏の間も市民が祈りに訪れていた。
リバークルーズでなければ、一度にザルツブルク、ウィーン、ブダペスト、ブラチスラバと此だけ広いエリアで効率良く音楽鑑賞は出来ない。
これ迄かなりリバークルーズを経験してきたが、文化的に極めて価値の高いレジデンツ、教会、宮殿を日ごと貸し切り、一流のプレーヤーをプロダクトしているテーマがはっきりしているクルーズはルフトナークルーズならでは。
今回、幸いな事にクルーズディレクターとして何と30年、晩年はオーナーのルフトナー氏を長きにわたり支えてきたMr.LLOYOD氏とご一緒させて頂く機会に恵まれた。
彼の音楽に、歴史に、文化に対する情熱は凄い…。
彼の足元にも及ばないが、私も日本の伝統・文化や日本ならではの二十四節気をテーマにした企画を創業以来長きにわたりプロデュースしてきたので、彼の欧州文化の真骨頂とも言うべくクラシック音楽に懸ける並々ならぬ情熱に心から共鳴できた。
やはり東欧、中欧の文化はドナウが育んできた。
異教徒のオスマン帝国からハプスブルグを守り抜いたマリア・テレジアがいてモーツァルトが誕生し、そしてヨハン・シュトラウス、リスト…。
彼らの魂がいまだに残っているから我々は遥か遠くからドナウ流域へ訪れる訳だ。
Mr LLOYODとの出逢いは私にとって何よりの財産となった。
目下のMr.LLOYODの一押しコースは↓だ。
上記音楽クルーズはじめ2022年航路紹介と帰国報告会を開催します。↓