乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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コロナ禍で台頭したきた バイキング リバークルーズ  第7話モーゼル河で巡る3ヵ国

第7話 モーゼル河で巡る3ヵ国

 私がプライベートでもう一度行きたいところが、実は今回のドイツコブレンツのドイチェスエック(ドイツの角)と呼ばれる三角地点から入り込むモーゼル河だ。

 理由は、様々な河川の中で一番コマーシャライズされてないので、街も小さくてしっくりくるからだ。『景観十年風景百年風致千年』と良く言われるが、正にそれが解る。
理屈も下手なエスコート役の説明も駄弁。
葡萄畑、小さなワイナリー、レストランなど、クルーズ船の流れにゆったりと身をゆだねただぼ~っと眺め移り行く景色を楽しむに限る。

コッヘム

 モーゼルはフランス東北部ヴォージュ山脈に端を発してルクセンブルクを経てドイツ コブレンツでライン河に合流する全長545Kmの国際河川。 
途中の寄港地コッヘム、ベルンカステル、トリーアと聞いて、イメージが沸き有名な観光名所が思い浮かぶことは無いのでは? 


 共通して言えることだが、外洋クルーズにしろリバークルーズにしろ旅も終わりに近づき夕食をお客様とご一緒にしながら「今回の旅で何処が一番気に入りましたか?」と訪ねると、バルセロナ、パリと言ったあまりにも有名で沢山の美術館、世界遺産がある都市よりも、有名な世界遺産などが在るわけでない、しかし地元の人々の暮らしの中に入り、カフェ、レストラン、散歩、自転車サイクリング…そんな時間が過ごせた始めて聞く場所が一番良かったと仰る方がほとんど。 

 モーゼルリバークルーズは、お客様から聞かれることも言われることもまずない。
しかし、名もなきコマーシャライズされていない小さな街、自然豊かな風景が楽しめるモーゼルが個人的には一番好きだ。

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