~今、地方のクルーズ誘致が熱い!~ 青森港編
青森港クルーズセミナー
昨年度観光庁で開催した「日本の魅力発信に向けたクルーズ着地型観光の充実のための検討会」でご一緒させて頂いた、青森港でクルーズ着地型観光を大変に熱心に活動している企業様からのご縁で、青森港国際化推進協議会よりお招きを受け「クルーズの旅を知り、クルーズ乗客・乗務員に青森ならではの『おもてなし』をしよう。」のタイトルのもと講演をさせて頂いた。
今年5 月に青森国際クルーズターミナルが完成し、徒歩圏内にはプロムナードデッキやお洒落なレストランが軒を並べ、お好みの新鮮な海産物を酢飯に載せ食べ歩く「のっけ丼」、「ねぶたの家ワ・ラッセ」などがあり、一見何も申し分なく見受けられる。
しかし、クルーズ客のShore excursionの催行率が悪く、また殆どが港周辺でなく市外へ行ってしまい、地域への経済効果があまりなく…。
これは今のアジア、日本独特のクルーズビジネスモデルの構造的な課題なので、国へ「クルーズ振興を通じた地方創生」をもっと要望しつつも、地中海やバルト海などの寄港時間での過ごし方のモデルをご紹介し、「やれるところから取り組みましょう!」とまとめました。
青森港国際化推進協議会の皆さん、大変お世話になりました。
これから益々チャンスが増えますので、クルーズ船入港通じた「まちづくり、人づくり」を一緒に研究を深めて成果を出していきましょう!