乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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VIKINGドナウ河中欧5ヵ国X'masマーケット巡り マリア・テレジアの足跡を訪ねて~パッサウ編~

最後の寄港地 パッサウ

これまで約1,000日のクルーズ添乗で、ドイツケルン大聖堂、メルク修道院、ノートルダム寺院、サンティアゴ・デ・コンポステーラ…実に多くのヨーロッパ圏の大聖堂、修道院をご案内してきたが、ドイツパッサウの「聖ステファン大聖堂」だけは、入って直ぐに息を呑む荘厳なバロック教会に圧巻する。


スイス、ザルツブルクに端を発するイン河は良質な岩塩を、ボヘミア山地に端を発するイルツ河は金、銀、ボヘミアグラスなど、それら全てがパッサウでドナウ本流に注ぎ込むので、聖ステファン大聖堂と守護神共に深いキリスト信仰と共に栄えた重要な拠点だ。 


オスマン異教徒襲来により、いよいよハンガリー大帝国も落日の日を迎える事になるその時に立ち上がったハプスブルク家中興の祖「マリア・テレジア」を物心両面にわたり後方支援に乗り出したのがここパッサウの大司教だ。
これまで約530Kmのドナウ河沿いにある世界遺産登録されている数々の修道院、教会とは郡を抜いている荘厳なバロック建築、天に召される如くのフレスコ画… 今回の旅「大ドナウ圏をマリア・テレジアと共に歩んだリバークルーズ」を締めくくるには最高の寄港地だ。

多くの日本人は、ブダペストの美しい王宮と鎖橋で、またシェーンブルン宮殿で写真だけを撮影して帰ってしまうが、パッサウ大聖堂の荘厳な雰囲気の中でこれまで訪れた「マリア・テレジアの足跡」をじっくり振り返っていただき、こうしてリバークルーズで効率良く広いドナウ圏をじっくり訪れ、「ヨーロッパの歴史と文化に触れる」ことによって、マリア・テレジアが果たした功績とヨーロッパの人々の平和に対する祈りを一緒に体験して頂くことができました。


何と言ってもこれだけ広い中欧530Kmの旅となるとリバークルーズが効率が良く一番だ。
そして、,実に毎日快適に、また毎夜のコンサートなど文化的な他国の方々と過ごせるVIKING63隻全てが、Belrits クルーズ&クルーズシップスで4つ星に評価されている由縁を改めて確信した。実際に乗船し、Crewと共にゲストをもてなしてみないと判らないだろう。 


クルーズ船選びは旅全体を決定的に良くも悪くもしてしまう。クルーズ船選びは数々の失敗も経験したプロフェッサーにお任せください!

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