ちぇこVIKINGドナウ河中欧5ヵ国X'masマーケット巡り マリア・テレジアの足跡を訪ねて~チェコ編~
「チェスキークロムロフ」
厳密にはドナウ河はチェコには流れ込んではいない。
しかし、オーストリアのリンツ港からバスで国境を越え約1時間ほど。中でも「世界で最も美しい街」との異名を持つ「チェスキークロムロフ」がモルダウ河ほとりにある。
個人的に大好きなスメタナの「我が祖国 モルダウ」やドボルザーク「新世界」などの曲を、気の利いたローカルガイドさんがボヘミアの山地、大平原を越える際にバス車内で流してくれた。 民族独立を切なる願いで彼らは音楽を通じて民衆に訴えたと思うと、ボヘミア山地が更に美しく見えてきたのはきっと私一人ではないだろう。
プラハやザルツブルクとは違い観光客も少なく、しっとり落ち着いた城壁内や旧市街を、ゆったり「NHK 世界ふれあい街歩き」のようにして楽しんでいただいた。
またX'masマーケットから少し離れた場所にまるで隠れ家のような、せいぜい30名ほどしか入らない行きつけレストランで、新鮮なチェコのソーセージ、ポーク、牛肉など薪でグリルしてくれるチェコ郷土料理を楽しんで頂いた。
街歩きにせよ、こういったレストランにせよ、ある程度の経験と少人数スタイルで出かけている弊社の真骨頂です。
またチェコから戻ってからは、停泊地直ぐ近くのリンツX'masマーケットへご案内。
個人的にとても好きな街の中心にあるバロック教会を訪れ、日々何百年と執り行われている会社勤めの方々や1日を振り返る為の夕刻ミサに参列させて頂いた。
ローマ法王も唱えている様に、核や軍備増強で「平和」は保つ事はできない、祈りの中でそう感じた。
ディナーの後はザルツブルクより一行が乗り込んできて、ラウンジで「サウンド・オブ・ミュージック」のヒットナンバーを素敵な民族衣装と共に披露。
名実共に世界トップ評価のVIKINGのプログラム・ディレクターと添乗員の息がぴったりあった充実したプロデュースされた1日でした。