リバークルーズ セーヌ河とモネの庭 その②
日本の各旅行会社が企画するリバークルーズツアーのほとんどは15時~18時の乗船が多く、日本からのパリ シャルル・ドゴール空港到着便は概ね夕刻が多いので、効率良くそのままリバークルーズ船出航時間に間に合う―と机上論上ではなる。
また日本人は、1日でも長い海外旅行より、1日でも短く効率の良い海外旅行に人気があるので、各旅行会社は「できるだけ短い日数での企画」の傾向が最近は強い。
しかし、現場論と机上論を一蓮托生で行う私としては、「人生80歳時代の約3万日のうつの1日や2日…」それぐはいは何となるのでは…とお客様にご理解をいただき、必ず前泊をしてもらい、モネ、ゴッホ、ルノアールらが集ったモンマルトルの丘があるパリ18区をゆっくり巡り、彼のまだ無名時代集った場所にじっくりと思いを馳せてから、約500kmのセーヌ河クルーズに出かけていただくように勧めている。
国際線到着後、慌ただしく「駆け込み乗船」するのと、翌日の午後早い時間に乗船するのでは、「旅の印象」がかなり異なる。