乗船日数1000日のクルーズアドバイザーブログ

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初代飛鳥と飛鳥Ⅱ物語 その②

PONANT 、SILVER など本格的Luxuryクラスから、プリンセスやコスタなどカジュアルクルーズに、私たち日本人とは逆に欧米から日本の美しい風景、類稀な文化に感心を持って訪日するインバウンドが近年増えている。


実は戦前日本郵船が作り上げた「氷川丸」「浅間丸」がクルーズの本場北米のトップクラスのクルーズ愛好家、ロックフェラー、ヘレン・ケラー、チャールズ・チャップリンなどの方々から支持されていた事は以外と知られていない。

実は日本は、世界でも頭一つ抜き出たLuxuryCruiseのポジションを早いうちから世界で築き上げており、「太平洋の女王」と広くクルーズの本場北米市場にも知れわたっていた。しかし、先の対戦でそれらは戦況悪化と共に軍用船へと徴用され、悉く太平洋の藻屑と沈んでいった。完全に日本郵船としては世界トップレベルのクルーズ会社でしたが、クルーズ事業からの撤退を余儀なくされた。しかしその勇姿は日本郵船の誇りとして社内にしっかり刻み込まれていた。クルーズ会社というと欧米が本場と思いきや、明治時代に坂本龍馬が海援隊を立ち上げ、そして時代は三菱の父である岩崎弥太郎を輩出し、クリスタルクルーズを本場アメリカで挑戦し、初代飛鳥、飛鳥Ⅱへと繋がっていく。

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